2008年09月30日
グアダラハラ + テキーラ旅行 #2
翌日はテキーラへ足を伸ばした。グアダラハラから車で約30分くらいの所に位置している。目的はテキーラの酒造行程見学である。
我々が訪れた農園は「Hacienda San Jose del REFUGIO」というところ。いくつかのテキーラ農園があるが、友人の薦めと最も歴史があるという理由からここを選んだ。ここでの有名なテキーラ銘柄は「Herradura(エラデゥーラ)」と「Jimador(ヒマドール)」の2つ。普段メキシコシティーで何気なく見ていたこれらの銘柄だが、こうやって見ると一段と格上に見えてくる。
工場見学だが、時間が決まっているということで、我々は10時からのツアーを予め予約しておいた。ちょうどメキシコは9/16が独立記念日で、この前の日の9/15と16はツアーがありませんと農園の入口にアナウンスがしてあった。我々は9/14に訪れたのでラッキーだった。
テキーラの元となるAgave(アガベ)の写真。一人前になるには7-8年の歳月が必要らしい。手入れされている畑だと下段左のようになっているが、多くの畑は雑草と一緒にAgaveが植えられている。
上段真ん中はAgaveの中身。この時点ではまだ甘い果物の一種って感じだ。上段右の格好が伝統的なテキーラ畑での作業服とのこと。
上段左はテキーラを酒造する現代の機械、上段真ん中左は昔のテキーラ酒造道具だ。130年くらいの歴史なのだが、時代の流れを感じる。
上段右はテキーラを寝かせておく樽。テキーラには3種があり、各々熟成期間によって名前が変わってくる。熟成期間が2ヶ月以内くらいのものはブランコ(=スペイン語で白という意味)、2ヶ月~1年くらいのものがReposada(レポサダ)、1年以上をAnejo(アニェホ)という。熟成度合いに応じてテキーラの色がドンドン濃くなっていく。
その後、テキーラ村の中心街へ足を伸ばした。ここに何がある訳ではなかったのだが、とにかく街全体がテキーラの匂いが染み渡っている感じで、歩いているだけで酔っ払いそうだ。写真はカテドラル(教会)。
テキーラ博物館にあった代々のテキーラ。これで約半分くらいの展示。もの凄い数の銘柄が展示されている。
そして、これらが戦利品。真ん中のテキーラ、Jimadorは凄く有名な賞を取ったらしい。右の樽は観光客向けのお土産品。小さそうに見えて、これで1L入るというから驚きだ。
その夜はグアダラハラに帰ってきて、2回目のハリスコ州料理を堪能した。行ったレストランは「Sacramonto」というところ。友人に教えて貰った地元の人くらいしか来ないというレストランだ。
店内の写真を魚眼レンズで撮影。中々面白い写真だと我ながら思った。ハリスコ州では肉の煮込みが名物ということで、この日も鳥と牛の煮込み料理を頂く。肉が柔らかくスープの味が染みこんでいて最高に美味かった。
食事後、グアダラハラの街を散策。何の建物かは分からなかったが、ちょうど独立記念日の前ということもあって、街全がメキシコ国旗の赤・白・緑で装飾されている。雰囲気が”メキシコ”って感じだ。
明日最終日はグアダラハラの街を散策予定だ。
(続く)
我々が訪れた農園は「Hacienda San Jose del REFUGIO」というところ。いくつかのテキーラ農園があるが、友人の薦めと最も歴史があるという理由からここを選んだ。ここでの有名なテキーラ銘柄は「Herradura(エラデゥーラ)」と「Jimador(ヒマドール)」の2つ。普段メキシコシティーで何気なく見ていたこれらの銘柄だが、こうやって見ると一段と格上に見えてくる。
工場見学だが、時間が決まっているということで、我々は10時からのツアーを予め予約しておいた。ちょうどメキシコは9/16が独立記念日で、この前の日の9/15と16はツアーがありませんと農園の入口にアナウンスがしてあった。我々は9/14に訪れたのでラッキーだった。
テキーラの元となるAgave(アガベ)の写真。一人前になるには7-8年の歳月が必要らしい。手入れされている畑だと下段左のようになっているが、多くの畑は雑草と一緒にAgaveが植えられている。
上段真ん中はAgaveの中身。この時点ではまだ甘い果物の一種って感じだ。上段右の格好が伝統的なテキーラ畑での作業服とのこと。
上段左はテキーラを酒造する現代の機械、上段真ん中左は昔のテキーラ酒造道具だ。130年くらいの歴史なのだが、時代の流れを感じる。
上段右はテキーラを寝かせておく樽。テキーラには3種があり、各々熟成期間によって名前が変わってくる。熟成期間が2ヶ月以内くらいのものはブランコ(=スペイン語で白という意味)、2ヶ月~1年くらいのものがReposada(レポサダ)、1年以上をAnejo(アニェホ)という。熟成度合いに応じてテキーラの色がドンドン濃くなっていく。
その後、テキーラ村の中心街へ足を伸ばした。ここに何がある訳ではなかったのだが、とにかく街全体がテキーラの匂いが染み渡っている感じで、歩いているだけで酔っ払いそうだ。写真はカテドラル(教会)。
テキーラ博物館にあった代々のテキーラ。これで約半分くらいの展示。もの凄い数の銘柄が展示されている。
そして、これらが戦利品。真ん中のテキーラ、Jimadorは凄く有名な賞を取ったらしい。右の樽は観光客向けのお土産品。小さそうに見えて、これで1L入るというから驚きだ。
その夜はグアダラハラに帰ってきて、2回目のハリスコ州料理を堪能した。行ったレストランは「Sacramonto」というところ。友人に教えて貰った地元の人くらいしか来ないというレストランだ。
店内の写真を魚眼レンズで撮影。中々面白い写真だと我ながら思った。ハリスコ州では肉の煮込みが名物ということで、この日も鳥と牛の煮込み料理を頂く。肉が柔らかくスープの味が染みこんでいて最高に美味かった。
食事後、グアダラハラの街を散策。何の建物かは分からなかったが、ちょうど独立記念日の前ということもあって、街全がメキシコ国旗の赤・白・緑で装飾されている。雰囲気が”メキシコ”って感じだ。
明日最終日はグアダラハラの街を散策予定だ。
(続く)
2008年09月25日
グアダラハラ + テキーラ旅行 #1
9/16はメキシコの独立記念日で、会社が(珍しく)4連休となったので、メキシコ国内旅行でハリスコ州にあるグアダラハラとテキーラという街に行ってきた。
グアダラハラとは、メキシコ第二の都市で人口は約165万人(と言っても、メキシコシティーの1/10以下の人口しか居ない)、ハリスコ州の州都である。メキシコ民族音楽のマリアッチの生まれ故郷としても知られており、街中には世界遺産も残る歴史と伝統の街だ。
テキーラとは、言わずとしれたメキシコの酒・テキーラが酒造されている街だ。グアダラハラから車で30分くらいの所にあり、ダウンタウンは街中テキーラの匂いが充満している。今でも全てのテキーラはここで酒造されており、ここ以外で酒造されたモノはテキーラと言わないそうである。
金曜の夜、メキシコシティーから1時間くらいのフライトでグアダラハラに到着。ウチのドライバー2人が空港でいつもの車で出迎えてくれた。そう、彼らはメキシコシティーから550kmくらいの距離を運転して来たのだ。会社のセキュリティールールで同行しなければならないというのだが、誠にご苦労なことだ。
その夜は、以前グアダラハラに住んでいたという友人に教えて貰ったハリスコ州メキシコ料理・Santo Coyoteというレストランへ直行した。
店内は金曜の夜ということもあって、非常に賑わっていた。中庭スタイルの開放的な作りで、我々は2F席に案内された。
料理はというと、肉料理(煮込みとステーキ)が美味しいというのでそれをオーダー。なるほど、鶏肉の煮込みなどは非常に柔らかく、しっかり煮込まれているのが分かる。中々のお味でした。価格的にもメキシコシティーの2/3って感じで、普段の感覚からするとお得感すら感じた。
明日はテキーラツアーへ参加する予定だ。別途レポートしようと思う。
(続く・・・)
グアダラハラとは、メキシコ第二の都市で人口は約165万人(と言っても、メキシコシティーの1/10以下の人口しか居ない)、ハリスコ州の州都である。メキシコ民族音楽のマリアッチの生まれ故郷としても知られており、街中には世界遺産も残る歴史と伝統の街だ。
テキーラとは、言わずとしれたメキシコの酒・テキーラが酒造されている街だ。グアダラハラから車で30分くらいの所にあり、ダウンタウンは街中テキーラの匂いが充満している。今でも全てのテキーラはここで酒造されており、ここ以外で酒造されたモノはテキーラと言わないそうである。
金曜の夜、メキシコシティーから1時間くらいのフライトでグアダラハラに到着。ウチのドライバー2人が空港でいつもの車で出迎えてくれた。そう、彼らはメキシコシティーから550kmくらいの距離を運転して来たのだ。会社のセキュリティールールで同行しなければならないというのだが、誠にご苦労なことだ。
その夜は、以前グアダラハラに住んでいたという友人に教えて貰ったハリスコ州メキシコ料理・Santo Coyoteというレストランへ直行した。
店内は金曜の夜ということもあって、非常に賑わっていた。中庭スタイルの開放的な作りで、我々は2F席に案内された。
料理はというと、肉料理(煮込みとステーキ)が美味しいというのでそれをオーダー。なるほど、鶏肉の煮込みなどは非常に柔らかく、しっかり煮込まれているのが分かる。中々のお味でした。価格的にもメキシコシティーの2/3って感じで、普段の感覚からするとお得感すら感じた。
明日はテキーラツアーへ参加する予定だ。別途レポートしようと思う。
(続く・・・)
2008年09月18日
9/6 週末テニス と ギリシャ料理
先週忙しくてブログが全然更新出来なかったので、少々古い話となるのだが・・・
私が会員になっているCasabrancaで初めて他の会員さんとテニスをする機会があった。その前週に親しくしているコーチに何人かテニスの上手な会員さんを紹介して貰い、そのうちの一人とテニスをやる機会を持った。
彼の名前はFederico(フェデリコ、通称=フェデ)で40歳くらいのインド系メキシコ人だ。インド系自体はすごく珍しく、私も1.5年メキシコに居て初めて会ったくらいだ。テニスはと言うと、ミスをしない繋ぐタイプのテニスだ。
10分くらいのアップの後、早速シングルスの試合へ突入。この人達は本当に直ぐに試合に移る。週一プレーヤーの私としては、十分なアップをしてから試合に臨みたいんだけどね・・・ この日は結局3-6で負けた。私のサーブの調子が悪く2ブレークを許す。維持で1ブレークを返したが、2つ返すは無理だった。相手がつなぎ優先でくるタイプだったので、ちょっといつもより消極的になりすぎた感はある。そこは反省すべき点だ。本当はもう1セットやりたかったんだけど、妻と息子が待っていたので泣く泣く1セットで打ち切り ま、会員さんと知り合いになれたということで、人脈拡大への一歩としてその日は前向きに考えた。
その後、家族でダウンダウンのコンデッサ地区にあるギリシャ料理を食べに行った。メキシコで食べるのは初めてで、たまたまレストランガイドに載っていたのでそこに決めたのだが、これが中々上々のお味であった。
レストランの入口と店内。ギリシャ料理らしく、装飾が全て白・青で統一されている。一番右は天井に描かれた絵。良くみるとギリシャ神話を表していた。
付け出しで出てきたパン。隣の白いソースはドレッシングみたいな味だが、このパンにbest fitする味のソースだ。あまりの美味しさにオカワリをしてしまった
前菜として頼んだスープとパン。右のパン、中に鶏肉・野菜がふんだんに入っていて、ボリューム満点。こちらも、あまりの美味しさに2つめをオーダーしてしまった。。。
メインのチョリソーとPollo(鶏肉)。左のチョリソー、外側を包んであるのは(恐らく)葡萄の葉だったと思う。全然苦くもなく普通のチョリソーとして食べれた。
右の鶏肉だが、ソースはマスタードベース。それ程辛くもなく、息子も喜んで食べていた。驚いたのは鶏肉が非常に柔らかいことだ。軽く一ナイフを走らすと意図も簡単に身が切れる。時間をかけて煮込んだモノにマスタードベースのソースを絡ませたのだろう。大変良いお味でした。
今回はギリシャ料理ということで、行く前は特に期待はしていなかったのだが、中々どうして美味なお味ではないか 意外な発見だった。次回はどこの料理を発掘してみようかぁ・・・ 個人的にはトルコ料理に興味津々である。
私が会員になっているCasabrancaで初めて他の会員さんとテニスをする機会があった。その前週に親しくしているコーチに何人かテニスの上手な会員さんを紹介して貰い、そのうちの一人とテニスをやる機会を持った。
彼の名前はFederico(フェデリコ、通称=フェデ)で40歳くらいのインド系メキシコ人だ。インド系自体はすごく珍しく、私も1.5年メキシコに居て初めて会ったくらいだ。テニスはと言うと、ミスをしない繋ぐタイプのテニスだ。
10分くらいのアップの後、早速シングルスの試合へ突入。この人達は本当に直ぐに試合に移る。週一プレーヤーの私としては、十分なアップをしてから試合に臨みたいんだけどね・・・ この日は結局3-6で負けた。私のサーブの調子が悪く2ブレークを許す。維持で1ブレークを返したが、2つ返すは無理だった。相手がつなぎ優先でくるタイプだったので、ちょっといつもより消極的になりすぎた感はある。そこは反省すべき点だ。本当はもう1セットやりたかったんだけど、妻と息子が待っていたので泣く泣く1セットで打ち切り ま、会員さんと知り合いになれたということで、人脈拡大への一歩としてその日は前向きに考えた。
その後、家族でダウンダウンのコンデッサ地区にあるギリシャ料理を食べに行った。メキシコで食べるのは初めてで、たまたまレストランガイドに載っていたのでそこに決めたのだが、これが中々上々のお味であった。
レストランの入口と店内。ギリシャ料理らしく、装飾が全て白・青で統一されている。一番右は天井に描かれた絵。良くみるとギリシャ神話を表していた。
付け出しで出てきたパン。隣の白いソースはドレッシングみたいな味だが、このパンにbest fitする味のソースだ。あまりの美味しさにオカワリをしてしまった
前菜として頼んだスープとパン。右のパン、中に鶏肉・野菜がふんだんに入っていて、ボリューム満点。こちらも、あまりの美味しさに2つめをオーダーしてしまった。。。
メインのチョリソーとPollo(鶏肉)。左のチョリソー、外側を包んであるのは(恐らく)葡萄の葉だったと思う。全然苦くもなく普通のチョリソーとして食べれた。
右の鶏肉だが、ソースはマスタードベース。それ程辛くもなく、息子も喜んで食べていた。驚いたのは鶏肉が非常に柔らかいことだ。軽く一ナイフを走らすと意図も簡単に身が切れる。時間をかけて煮込んだモノにマスタードベースのソースを絡ませたのだろう。大変良いお味でした。
今回はギリシャ料理ということで、行く前は特に期待はしていなかったのだが、中々どうして美味なお味ではないか 意外な発見だった。次回はどこの料理を発掘してみようかぁ・・・ 個人的にはトルコ料理に興味津々である。
2008年09月16日
まつたけ
これも2週間くらい前の週末の話。
メキシコシティーにある日本食材屋「Yamamoto」というところで、妻が松茸を買ってきてくれた。
日本では普段口にした記憶はないが、妻曰く、ここメキシコでは意外に安価で売っているらしい。
「どういう料理が良い 」と聞くので、悩んだ挙句「さっぱり焼き物にして欲しい」と回答した。炊き込み御飯もナイスな選択肢であったが、日本酒が家にあったので焼き物を選択した。
食感的には日本のモノより柔らかく裂き加減も良く、醤油をたらして日本酒と一緒に飲んだ味は格別であった。メキシコで過ごす週末とは思えない心地良さだ。機会があったらまた買ってきて貰おう。
メキシコシティーにある日本食材屋「Yamamoto」というところで、妻が松茸を買ってきてくれた。
日本では普段口にした記憶はないが、妻曰く、ここメキシコでは意外に安価で売っているらしい。
「どういう料理が良い 」と聞くので、悩んだ挙句「さっぱり焼き物にして欲しい」と回答した。炊き込み御飯もナイスな選択肢であったが、日本酒が家にあったので焼き物を選択した。
食感的には日本のモノより柔らかく裂き加減も良く、醤油をたらして日本酒と一緒に飲んだ味は格別であった。メキシコで過ごす週末とは思えない心地良さだ。機会があったらまた買ってきて貰おう。
2008年09月16日
ナッティのコロッケ
話は2週間くらい前に遡るのだが・・・
金曜の朝、会社へ行く為に家を出る時に妻が珍しく、
「今日の夜メシは豚の生姜焼きだから」
と私に宣言をした。最近仕事が忙しく、まともに夜メシも家で食べれてない状態だった。金曜の夜ということもあって美味しい酒と一緒に期待をして家に帰ってみるとコロッケが出てきた。
これは、ウチの女中(ナッティ)お得意のコロッケなのだが、どう考えても宣言された生姜焼きではない。妻に理由を聞いて見ると笑える理由が帰ってきた。
「その日、生姜焼きの付出しとしてポテトサラダを作ろうと思いポテトをふかしていたら、ナッティが勘違いしてコロッケを作ってしまった」のだと
そういう事情があったのかぁ・・・ と思いつつ、ナッティのコロッケは美味しいので、白ワインと共に頂戴した。中々笑えるハプニングだった。
金曜の朝、会社へ行く為に家を出る時に妻が珍しく、
「今日の夜メシは豚の生姜焼きだから」
と私に宣言をした。最近仕事が忙しく、まともに夜メシも家で食べれてない状態だった。金曜の夜ということもあって美味しい酒と一緒に期待をして家に帰ってみるとコロッケが出てきた。
これは、ウチの女中(ナッティ)お得意のコロッケなのだが、どう考えても宣言された生姜焼きではない。妻に理由を聞いて見ると笑える理由が帰ってきた。
「その日、生姜焼きの付出しとしてポテトサラダを作ろうと思いポテトをふかしていたら、ナッティが勘違いしてコロッケを作ってしまった」のだと
そういう事情があったのかぁ・・・ と思いつつ、ナッティのコロッケは美味しいので、白ワインと共に頂戴した。中々笑えるハプニングだった。
2008年09月08日
ペルー人の部下
8月の頭にペルーから来た人が新しく私の部下になった。ラテン地域間の人材シャッフルプログラムを会社が行っており、その一環でメキシコに来たのだ。たまたま私のチームに空きがあって、経験・能力も申し分なかったので私のチームに加わって貰うことにした。その彼が、先週金曜に突然
「昼飯を一緒に外に食べに行きませんか?」
と誘ってきた。通常は社食が建物内にある為、手短にそこで済ますのだが、改めて「外に」と言われると、何か相談したいことでもあるのかな?と変に勘ぐってしまった。理由についてはレストランに到着して初めて分かったのだが・・・
行った先は会社の近くのペルー料理レストラン。前に行ったことのあるLa Marというレストランの真向かいくらいにの所にあるSegundo Muelloというレストランだ。彼に言わすと、La Marより本物のペルー料理らしい。
さて、席に着き、全てのメニューセレクションは彼に任せる。そりゃ、そっちの方が美味しいモノを食べれそうだからね。彼がオーダーしたのは、、、
レチェ デ ティグレ(直訳=トラのミルク、食前ドリンクでレモン・塩・生魚などをミキサーにかけたもの。メニューには載っておらず、ペルーではどのレストランにもオリジナルのレチェ デ ティグレが置いてあるらしい)
セビチェ マリスコス(魚介類のマリネ)
名前不明(みる貝とチーズ、中のみる貝はほとんど生、上に乗っているチーズだけ一瞬焼いて溶けてある。冷・熱の程よいコンビネーションが美味い)
トクチュク カマロン(メインで、米と豆を混ぜて押し寿司みたいに上から圧迫する。その上にカマロン(=エビ)が乗っている。米と豆の組み合わせって初めて食べたけど、これは美味だ)
さて、食事をしながら本題に入ろうと思い、機を見計らって
「どうした、何かあった?」
と半分勘ぐりながら聞くと、不思議そうな顔をしながら
「特に・・・」
との答え。そのうちに彼も私の意図を察したらしく、あぁーという顔をして
「ペルーでは食事をもてなして感謝の意を示すのが習慣で、食事は非常に大事なんです」
との答え。そう言えば、その日の午前中の会議で、他チームとの(少々後ろ向きな)会議で彼のミスをカバーして何とか最後は丸く収めたっけ。私は上司としては当り前のことをしただけなのだが、彼にはそれが恩義と映ったらしい。
ペルー人と付き合うのは初めてだが、意外(と言っては失礼だが・・・)と日本人と感覚が近いものを持っていると思った。同じラテンアメリカと言えど、メキシコ人とはまた違った感覚だ。正直驚いたのと勉強になった。
それと、前々から彼が本当のペルー料理を私に食べさせたいと言っていたのを思い出した。きっと今回が彼にとってちょうど良い機会となったのだろう。
ま、てな感じで金曜の昼メシを意外な形で終わらせ午後の仕事に戻った。しっかし、結局その日も夜の10時半まで会社に居たけど・・・ 仕事は相変わらずラクにならないなぁ
「昼飯を一緒に外に食べに行きませんか?」
と誘ってきた。通常は社食が建物内にある為、手短にそこで済ますのだが、改めて「外に」と言われると、何か相談したいことでもあるのかな?と変に勘ぐってしまった。理由についてはレストランに到着して初めて分かったのだが・・・
行った先は会社の近くのペルー料理レストラン。前に行ったことのあるLa Marというレストランの真向かいくらいにの所にあるSegundo Muelloというレストランだ。彼に言わすと、La Marより本物のペルー料理らしい。
さて、席に着き、全てのメニューセレクションは彼に任せる。そりゃ、そっちの方が美味しいモノを食べれそうだからね。彼がオーダーしたのは、、、
レチェ デ ティグレ(直訳=トラのミルク、食前ドリンクでレモン・塩・生魚などをミキサーにかけたもの。メニューには載っておらず、ペルーではどのレストランにもオリジナルのレチェ デ ティグレが置いてあるらしい)
セビチェ マリスコス(魚介類のマリネ)
名前不明(みる貝とチーズ、中のみる貝はほとんど生、上に乗っているチーズだけ一瞬焼いて溶けてある。冷・熱の程よいコンビネーションが美味い)
トクチュク カマロン(メインで、米と豆を混ぜて押し寿司みたいに上から圧迫する。その上にカマロン(=エビ)が乗っている。米と豆の組み合わせって初めて食べたけど、これは美味だ)
さて、食事をしながら本題に入ろうと思い、機を見計らって
「どうした、何かあった?」
と半分勘ぐりながら聞くと、不思議そうな顔をしながら
「特に・・・」
との答え。そのうちに彼も私の意図を察したらしく、あぁーという顔をして
「ペルーでは食事をもてなして感謝の意を示すのが習慣で、食事は非常に大事なんです」
との答え。そう言えば、その日の午前中の会議で、他チームとの(少々後ろ向きな)会議で彼のミスをカバーして何とか最後は丸く収めたっけ。私は上司としては当り前のことをしただけなのだが、彼にはそれが恩義と映ったらしい。
ペルー人と付き合うのは初めてだが、意外(と言っては失礼だが・・・)と日本人と感覚が近いものを持っていると思った。同じラテンアメリカと言えど、メキシコ人とはまた違った感覚だ。正直驚いたのと勉強になった。
それと、前々から彼が本当のペルー料理を私に食べさせたいと言っていたのを思い出した。きっと今回が彼にとってちょうど良い機会となったのだろう。
ま、てな感じで金曜の昼メシを意外な形で終わらせ午後の仕事に戻った。しっかし、結局その日も夜の10時半まで会社に居たけど・・・ 仕事は相変わらずラクにならないなぁ
2008年09月02日
8/31 週末テニス
メキシコに帰ってきて1週間、先週末ももちろんテニスをやった。ところが、、、先週末は色々とゴタゴタ続きだった。
最初に、金曜の夜に仕事が終わらず、帰宅したのが夜中の3時半。翌朝の運転手のお迎えは朝6時半だったのでそっこー寝たが当然寝不足で起きた時は頭がボーっとしてた。
次に、当日はO氏会員のクラブに招待をして貰ったのだが、前日の雨が残っていて、クレーの為に10時までプレーが出来ないとのことだった。集合時間が朝7時だったので3時間待つのは勘弁ってことで、急遽私の所属するクラブへ移動することになった。
その次は私のクラブで問題発生。移動してきて8時過ぎには私のクラブに到着したのだが、O氏がビジターの為にお金を払わなければならず、事務所が空くのが9時とのこと。結局1時間近く、ロビーで待ちぼうけをくらうハメに。
とまぁ、こんな感じで、結局テニスを始められたのが10時と、3時間を無駄に過ごすハメとなった。それなら最初からO氏のクラブで10時まで待ってりゃ良かったじゃん、って感じだ。ま、上手く行かない時はそんなモンだろう
いざテニスを始めて見ると息が上がる、上がる もうゼイゼイ状態。高地=メキシコシティに帰ってきてから初めてのテニスだった。寝不足との合わせ技で目の前が一時真っ白になる初めての経験もし、テニスどころではなかった。
ところが、である。試合形式(→体調不良の為、試合はO氏に勘弁してもらった)を始めると調子自体は悪くない。多分20ゲームくらいしたと思うけど、私のサーブはノーブレーク。逆にO氏のサーブを2回ブレークと好調ではないか 体の力を抜いて・・・ということかぁ、と改めて体感。失神寸前マジカでの体を張った勉強だった。
その後、O氏家族・私の家族で飲茶を食べに行き結局夕方5時過ぎには帰宅。変えるなり、ソファーでバタンキュー。。。
これでこの日のハプニングが終わるかと思ってたら、もう一波乱発生!!! 夜8時くらいにO氏から突然電話が。何事かと思ったら、「テレビ!! テレビ!! 錦織 圭の試合やってる。ファイナル6-5アップでマッチポイント握ってる!!!」と興奮気味に電話が。寝ぼけた目でESPNをつけるとまさに圭の試合をやってるでないか 最後の長いラリーの後の勝った瞬間を目撃することができた。妻・息子Rと3人で大興奮 知らせてくれたO氏に大感謝。
ってな感じで波乱の一日は最後は大興奮で終了した。さすがに翌日曜は疲れて1日中寝てた。疲れちゃうから、もう勘弁して欲しいけどね。。。
最初に、金曜の夜に仕事が終わらず、帰宅したのが夜中の3時半。翌朝の運転手のお迎えは朝6時半だったのでそっこー寝たが当然寝不足で起きた時は頭がボーっとしてた。
次に、当日はO氏会員のクラブに招待をして貰ったのだが、前日の雨が残っていて、クレーの為に10時までプレーが出来ないとのことだった。集合時間が朝7時だったので3時間待つのは勘弁ってことで、急遽私の所属するクラブへ移動することになった。
その次は私のクラブで問題発生。移動してきて8時過ぎには私のクラブに到着したのだが、O氏がビジターの為にお金を払わなければならず、事務所が空くのが9時とのこと。結局1時間近く、ロビーで待ちぼうけをくらうハメに。
とまぁ、こんな感じで、結局テニスを始められたのが10時と、3時間を無駄に過ごすハメとなった。それなら最初からO氏のクラブで10時まで待ってりゃ良かったじゃん、って感じだ。ま、上手く行かない時はそんなモンだろう
いざテニスを始めて見ると息が上がる、上がる もうゼイゼイ状態。高地=メキシコシティに帰ってきてから初めてのテニスだった。寝不足との合わせ技で目の前が一時真っ白になる初めての経験もし、テニスどころではなかった。
ところが、である。試合形式(→体調不良の為、試合はO氏に勘弁してもらった)を始めると調子自体は悪くない。多分20ゲームくらいしたと思うけど、私のサーブはノーブレーク。逆にO氏のサーブを2回ブレークと好調ではないか 体の力を抜いて・・・ということかぁ、と改めて体感。失神寸前マジカでの体を張った勉強だった。
その後、O氏家族・私の家族で飲茶を食べに行き結局夕方5時過ぎには帰宅。変えるなり、ソファーでバタンキュー。。。
これでこの日のハプニングが終わるかと思ってたら、もう一波乱発生!!! 夜8時くらいにO氏から突然電話が。何事かと思ったら、「テレビ!! テレビ!! 錦織 圭の試合やってる。ファイナル6-5アップでマッチポイント握ってる!!!」と興奮気味に電話が。寝ぼけた目でESPNをつけるとまさに圭の試合をやってるでないか 最後の長いラリーの後の勝った瞬間を目撃することができた。妻・息子Rと3人で大興奮 知らせてくれたO氏に大感謝。
ってな感じで波乱の一日は最後は大興奮で終了した。さすがに翌日曜は疲れて1日中寝てた。疲れちゃうから、もう勘弁して欲しいけどね。。。