tennis365.net テニス365ブログ 新着記事を読む ]    [ テニス365 ホームショッピングニュースログイン ]

サラリーマンの海外赴任テニス日記 世界を舞台に(?)根無し草みたいに転戦するサラリーマンのテニス諸々ストーリー。ただ今、アメリカ→メキシコと転戦中・・・ 2010年7月から、転戦場所が「日本」と決まった。

SamDF
<<  2009年 10月  >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最近の記事
夏の風物詩
08/05 22:26
地元の寿司屋
07/21 22:02
店頭での販売員
07/21 21:18
2ヶ月ぶりのテニス
07/09 14:37
6月のジョギング レ…
07/02 09:39
電車の中の漫画…
06/29 18:32
アジアン出張 - T…
06/19 21:59
アジアン出張 - V…
06/09 17:45
泡盛 … 当面の夜の…
05/27 19:14
鳥貴族
05/20 21:39
最近のコメント
だっさい(獺祭)は宇…
叶屋 祐三 08/15 21:02
家出少女が集う家出掲…
家出掲示板 「神待ちヤングヘルパー!」 07/13 11:40
フェイスブックが一番…
フェイスブック 11/29 16:51
すごい充実した休日で…
Nobuko  08/24 05:35
この方法を試すことが…
jordan1 08/08 15:57
This info …
Dorothy 06/26 20:42
This info …
Dorothy 06/26 20:42
端が切れてしまう(こ…
christian louboutin 06/11 17:24
このブログに載せると…
Air Jordan 3 05/26 11:24
ノブリン、久しぶり。…
SamDF 05/24 10:10
このブログサービスは「テニス365 テニスブログ」で運営しています。テニス365会員なら無料でご利用・作成いただけます。







考えさせられたドラマ・・・

先日、誰に録画してもらったのか忘れてしまったが、ある一本の連ドラをみた。タイトルは「アイシテル -海容-」。昨年後半~今年の前半にかけて日本で放送されたのだと思う。見た人はいるだろうか・・・クエスチョン・マーク 多分、これは実話を小説化・ドラマ化したのだろうと思う。

ストーリーは、普通のどこにでもいそうな10歳の少年が7歳の少年を殺害してしまう事件を描いている。その加害者の少年が何故殺害をしたのか? 中々心を開こうとしない少年の心を家裁の調査員・両親が解いていくというストーリーだ。ユニークだったのは、この事件を加害者側から見た視点で描いている。


自分にも今年8歳になる息子がいるから、多分すごく近くに感じたのだろう。ドラマのストーリーでも、普段はもの凄く素行の良く行儀の良い子が突然殺人を犯すという設定で、これが自分の息子に突然起こってもおかしくないと正直思った。また、逆もしかり。ある日突然、自分の息子が被害者となって帰らぬ人となってしまうこともありえる。加害者・被害者双方の苦しみがあって、それと向き合ってこれからの長い人生を送らなければならない苦悩はどれほどのものだろうか・・・ 今では想像が出来ない。


親として最も考えさせられた点は、「親の何気ない一言が子供に大きな影響を与えてしまう」ということだった。この事件もそうだった。最初、加害者の親は何故自分の息子が人を殺してしまったのか全く理解できない・受け入れられないでいた。ストーリーが展開していくうちに、自分の何気ない一言がキッカケとなって今回の事件に発展したというとが分かった。後悔しても時既に遅しで、息子は7歳の尊い命を奪った殺人犯となってしまったのだ。一方、被害者は被害者で「何でウチの息子が・・・?」としか最初は考えられなかったのだが、時間が過ぎて冷静に考えられるようになると、自分達の自由奔放な育て方が原因で息子が被害者になってしまったということを受け入れられるようになった。

この事件、被害者でも加害者でも、自分の身に起こったら恐らく全く同じ考えにしか行き着かないだろうと思う。普段そんなに深く考えないで息子に発していた言葉・行動が、加害者であれ被害者であれ、悲惨な惨劇に繋がる可能性が大いにあることを改めて気付かせてくれたドラマだった。言うまでもがな、子供を育てるのは親であり、子供は常に親を見て育っているのだ。親の影響は非常に大きい。


ちょっと今回はシリアスな話でした。次回はもう少し楽しい話を書こう。




メキシコ国内 | 投稿者 SamDF 04:10 | コメント(2)| トラックバック(0)

高地テニスの難しさ・・・

先週末は土日ともにテニスをバッチシすることが出来たのだが、高地テニスの難しさを改めて実感した週末となった。

前のブログで書いたが、その前の週はカンクンに行っていた。ビーチリゾートなので、標高は当然海抜0m。カンクンでテニスはしなかったのだが、感覚が低地の感覚に知らないうちに戻っていたのだろう。
メキシコシティーに帰ってきて平日に数日ジョギングもしたが、特に感覚の変化などは感じなかった。
ところが、、、テニスを始めると何か感覚が違う。台風の影響で風が強かったのも影響したんだろうが、ボールとの距離感など感覚的なものに違和感を感じるのだ。感覚がおかしいから、簡単に修正が効かないのが厄介なところだ

とは言え、試合をしていくうちに直るだろうと思って、土曜はアミ~ゴ・Emanuel、日曜はアミ~ゴ・Alanと試合をすることになった。
両者との過去の対戦は、これまで1セットの中で2ゲーム以上取られたことなどなく、相手が勝手にミスをして私の勝ちが転がり込んで来るという典型的なパターン。
ところが、この日は様相が違った。とにかく、私のミス、それも自分のショットの中で一番安定しているはずのフォアのミスがメチャクチャ多い。決めの浅いボールも全部ミスしてしまう。フラストレーションが溜まってイライラしてミスも増える・・・ 完璧な悪循環だぁ。日曜のセット後半は我慢をして多少持ち直したが、結果は、、、

土曜
私 6(3)-7, 6(4)-7 Emanuel

日曜
私 6-4, 6-0 Alan

(セット数 2勝2敗)



正直、Emanuelに負けるなんて、Alanに4ゲームも取られるなんて予想もしなかった。。。勝った方・取った方は大喜び筋肉筋肉筋肉。そりゃ、これまで散々私にカモにされてきたんだからコートハードコートクレイコート


メキシコに赴任して来た当初の頃は一旦下界に下りるといつも感覚が狂って苦しんでいたが、慣れてしまえば短期間であれば感覚の狂いなど生じなくなってきた。今回は、どういう訳だか、それが出てきてしまった。
何が原因かはっきりしない、はっきりした違いは「高地」ということだけ。慣れればなんてことないんだが、それだけここの環境は特殊ということなんだろう。ん~、高地テニスは非常に難しい。
テニス | 投稿者 SamDF 06:12 | コメント(0)| トラックバック(0)

メキシコ国内旅行記 - チチェン・イツァー

先週末、ユカタン半島にあるチチェン・イツァー(Chichen Itza)という遺跡見学に行ってきた。

多分名前を聞いたことがある人も多いと思うが、全世界的な有名なマヤ文明の遺跡だ。これまた世界的に有名なリゾート地、カンクンから車で2-3時間くらいの距離に位置しているから、大体カンクンとセットにして訪れる。
普段運転など全然しないくせに、我が家もカンクンでいっちゃん安いレンタカーを借りて3時間のドライブへ。道は至って簡単。ただひたすら真っ直ぐ行くって感じだった。あまりにも真っ直ぐ過ぎて、運転中なのにムチャクチャ眠くなるほどだった。

Pyramides

Daija-1 Daija-2
チチェン・イツァーに到着して最初に目に飛び込んできたのが、かの有名なピラミッド。でも、正しくはこれはピラミッドではない。El Castilloと言ってスペイン語で「城」という意味で、神殿の役割を果たしていたとのことだ。
高さ25m、4面に各91段の階段 + 頂上の1段があり、これは1年365日と正確に合致する。また春分・秋分の日になると、写真下段左の大蛇に影が出来てあたかも頂上から降りてきているように見えるらしい。恐るべき天文学の知識と技術だ。
また、ここの遺跡の特徴のひとつが「大蛇」であろう。至る所に大蛇のレリーフ・彫刻が彫られてあり、神として祭っていたことが伺える。
しっかし、どうしても大きい写真だと右側が切れてしまう。何とかならんのかねぇ。。。

Kyugijo IkenieDisplay
右が球戯場、左が生贄の頭部を飾った神殿。マヤ時代、娯楽としてではなく神に祈りを捧げる宗教儀式として、今のサッカーに近いゲームがあったらしい。手を使わず、生ゴムのボールを左写真の輪の中を潜らせて勝敗を競う。
で、、、勝ったチームのキャプテンがその栄光を担い、斬首されて生贄として神に捧げられた。え・・・ 勝ったチームが生贄になるわけクエスチョン・マーククエスチョン・マーククエスチョン・マーククエスチョン・マーククエスチョン・マーク 何それ、状態だろう。冗談じゃないよ、勝って生贄にされたんじゃねぇ~。
そして、その斬首された首を祭っていたのが写真右の神殿。球戯場と隣り合わせに建っている。はぁ~、マヤ人の考えは理解出来ないなぁ・・・

Tenmondai
最後にもう一つ、天文台について。前出の通り、マヤ人の天文学の知識と技術は非常にレベルが高かった。それを裏付けるのがこれだろう。詳しくは「地球の・・・」を見てもらいたいが、この天文観測台で驚くほど正確に観測が出来たらしい。


CancunBeach-1

CancunBeach-2
翌日はのんびりとカンクンのビーチで。カリブ海の美しさは相変わらずで、数あるメキシコのビーチリゾートの中でもひときわ際立った美しさを誇るビーチリゾートだ。
3時くらいまでゆっくりと海で遊んで、5時のフライトでメキシコシティーへ帰宅。週末でさくっと行ける手軽さで、かなり気持ちがリフレッシュ出来たので行った甲斐があった。



最後に今回行ったレストランの情報をひとつ。カンクンのホテル通りの13km地点に位置するLuxury Avenue Shopping Mallの中にあるイタリアンレストラン(→ 名前忘れた・・・)をホテルのコンシェルジュに紹介されて行ってみた。このレストランは注文を受けてからパスタを全部手作りから作るという気合の入りよう。
そして、ここのラビオリがも~~~ぉ絶品ビックリマークビックリマークビックリマーク こんな美味いラビオリは日本でもメキシコシティーでも食べたことはないくらいの絶品なお味。

Ravioli Vino Dulce
健康管理の面から最近お酒を控えていたのだが、リゾートに来たのとあまりの絶品のラビオリに、ついつい赤ワインをボトル一本カミさんと二人で空けてしまった。もちろん、最後はdulceで〆っ。



カンクンはいつ来ても素晴らしい。今回チチェン・イツァーにも行けたことで、また一つメキシコで行きたい所リストを制覇できた。メキシコでの時間も終盤に差し掛かったきたので、漏れがないよう制覇して行こう。あと一回くらいは、最後にカンクンには来たいねぇ~
メキシコ国内 | 投稿者 SamDF 11:17 | コメント(0)| トラックバック(0)

Women ITF大会 メキシコ

10月5日から、私が所属するCasablanca Lomas Verdesにて女子のITF大会が開幕した。

毎年恒例となったこの大会、女子プロの練習・試合をタダ + 生で見るチャンスとあってすごく刺激になる。
メインドローは32本、予選は参加者にもよるが概ね3回戦ある。メキシコという地理的・言葉的なことも影響してだろうが、参加者の出身国は概ねUS、アルゼンチン、ブラジル、チリ、スペイン、メキシコの国々で、アジアからの参加者は稀。今回も日本人選手の参加者は残念ながら見当たらなかった。選手のランク的には100-150位をトップに、ランク無しという選手のエントリーもあった。
先週末は、予選に出る選手が続々と到着し、高地テニスに慣れるため、コートの至る所で練習をしていた。また、週末は予選会があって、「早速大会が始まった」という雰囲気だった。


Joshi-1

Joshi-2 Joshi-3
先週末に行われた予選会の様子。Week dayは仕事があるから見に来れないし、今週末は旅行に行く予定なので見に来れず。。。去年は運良く準決・決勝を見ることができたけど、今年の大会はこれでオシマイ・・・残念やっちゃったぁ


先々週から、一人のアメリカ人の若い子(=写真のサーブを打っている子)が早い時期に来て練習をしていたのを見かけた。で、そのコーチと仲良くなって色々と話をしていて、プロ生活の大変さが少し見えた感じがした。
その子、まだジュニア上がりで世界ランクはないらしい。見ていて若く経験が浅い感じ十分に伝わってくる子だった。スペイン語は全然喋れないがコーチが喋れるのと9-10月にかけてメキシコ各地で程よい大会が続くのでポイントを取りにきたとのことだった。
前週の別のメキシコでの大会が急遽キャンセルになってしまい、早めのこの大会に来て練習をしているとのことだった。もちろん世界ランクがないので、予選会に出れるかどうかも確約のないままに・・・
幸いなことに、昨日の予選会は無事にエントリーが出来たようだった。試合をやっていたので見てたが、緊張している様子が伝わってきた。ここで負けたらポイントも賞金もゼロな訳で必死になって稼ぐしかない。でも経験の浅さから、まだ試合で自分を十分にコントロール出来ていない感じだった。その気持ちは分かるっビックリマークビックリマーク でもガンバレビックリマークビックリマーク
最後まで試合を見ていなかったが、後でコーチと会ったら「予選一回戦は無事に勝った!!」とのことだった。本戦まではまだまだ道のりが長いが頑張って欲しい、と思う。


練習・試合を見ていて、やっぱプロだから大変参考になる場面も多々あった。
技術的にはフォアを安定させるポイントとスマッシュでのフットワークとポジショニング。フォアを打つ際に強打と安定のバランスをどうやって取るかが自分の課題で、プロのスイング軌道・ボールの軌道を横から見ていてヒントが見えてきた。スマッシュは特にボールへの入り方、つまりフットワークの使い方が素人とは格段に違うことに気が付いた。
試合での戦術的には「空間」の使い方だった。プレースメントと球種の使い分けということなんだが、後者は見ていて分かりやすいが前者は意識して見ないと分かりずらい。サーブからの展開、リターンからの展開・・・ 真後ろ・真横から見てバーチャルシュミレーションをやってみて新しいパターンが見えてきたのは大変勉強になった。


女子下部大会の予選レベルとは言え、素人には大変勉強になる。やっぱ生で見ると違うなぁ~、と改めて実感。見た・得たポイントを意識して練習・試合に精進しよう。でも、誰か日本人選手が参加してくれないかなぁ~スマイル
テニス | 投稿者 SamDF 02:38 | コメント(0)| トラックバック(0)

久しぶりの日本人テニス会

先週末は久しぶりの日本人テニス会を開いた。

多分3-4ヶ月ぶりくらいだろうかぁ・・・ 皆さんそれぞれ別のクラブに入っているので、「たまにはやりましょう!!」と声を掛けて全員集合って感じになる。私も夏は日本へ一時帰国・旅行したり試合あったりで何かと忙しかったから、すっかりご無沙汰となってしまった。

今回集まったのはO氏・K氏、そして5月からメキシコに来られたE氏、私の4人。場所はE氏・K氏が所属されているホテル日航メキシコのオムニコート。メキシコの唯一のオムニコートだろう。。。小雨が降りしきる生憎の天気の中、程よくアップした後は早速ダブルスの試合へ。結果は、、、

第一試合: 私・K氏 6-1 O氏・E氏
第二試合: 私・K氏 6-3 O氏・E氏(→ O氏のリベンジ挑戦失敗ガハハ
第三試合: 私・E氏 6-4 O氏・K氏
第四試合: 私・E氏 5-3 O氏・K氏 (→ 雨が激しくなってきたので中止。O氏、またもリベンジならずガハハ


久しぶりのダブルス、オムニでのテニスだったけど、自分としてはまずまずの出来だった。オムニだと全体的に柔らかいテニスになるから、テクニックが色々使えて楽しい面もある。ハードだとパワー一辺倒になりがちだからね・・・スマイル
普段オムニコートが良いなんて思うことは滅多にないが、この日ばかりは小雨が降りしきる天気だったので、オムニの威力が十二分に発揮された。



こうやってスコアを見返すと、今回はO氏がジョーカーだったようだ。またやりましょう、次回は挽回して下さいっビックリマークビックリマークビックリマーク

テニス | 投稿者 SamDF 06:46 | コメント(0)| トラックバック(0)

スパック

今週月曜、我が家にとってとてもとても悲しい出来事があった。1年前から飼っていたハムスターのスパックが息を引き取ったのだ。。。

普段は息子の部屋にいて、すごくセンシティブな動物だから、あまりちょっかいも出さずに静かに飼っていた。先週金曜に、妻がたまたまスパックの様子がおかしいことに気が付いた。帰宅後、私がスパックを触ってみたら、どうも目の病気にかかったみたいで、良く見てみると目ヤニが出て眼が塞がっていて見えていない。

基本的には週末は動物病院も休みのため、週明けまで待つ必要があった。心配だったのは、全然エサを食べてないことだった。また一生懸命に水を飲もうとしてるのだが、目が見えていないせいか上手く飲めなかった。体が小さくなっていくのが目に見て分かり、私達も心配になって、週末にやっている動物病院をもう一回探してみた所、1つ見つかったので日曜夕方に私がスパックを連れて行った。

行く道中はまだ動いていて元気があったので「手遅れ」という感覚は私にはなかった。よもや、この後に様態が急変するとは想像もできずに… 病院に到着後、先生が早速問診をしてくれた。診断の結果は「よくハムスターにある目の病気」ということだった。指定された目薬を1日3回点眼し、週に2回病院で薬を注射をすれば治るでしょうということだった。先生が暴れるスパックを抑えながら注射をして、帰りに薬局で指定された目薬を購入して安心して家に帰ってきた。少しぐったりとしてたが、注射のせいで眠っているのだろうとその時は思っていた。

ところが、、、その日の夜にスパックの様子を見に行くと、呼吸はしているものの息が絶え絶えで意識が朦朧としていた。その場で全然動かないし、目にも生気がなく体が冷たい。これは様子がおかしいと思って、抱き上げてみても普段する反応が全くない。様態が急変しているとことに気付き、「ガンバレ・ガンバレ」と手の平の上で温めながら声を掛けるが反応は鈍い。1時間くらい付き添い、明日もまだ生きていてと願いながら毛布をかけてあげて床に就いた。でも正直、覚悟はしていた。

翌朝もまだ生きていた。状態は昨日と変らず、朝10時に病院がopenするので妻が連れて行ってやる準備をしていた。ところが、、、病院に行こうと部屋を出ようとした時に、息を引き取ってしまった。会社に居た私に、妻から「スパックが病院に行く前に死んじゃった・・・」とメールが入ってきた。会議中だったが、悲しみの余りに涙が込み上げてきた。「何で間に合ってくれなかったんだ? 何でもっと早くに異変に気付いてやれなかったんだ? 何でもっと早くに病院に連れて行ってやらなかったんだ?」と自問した。それでも、スパックが帰ってくるはずもない。。。私が夜に帰ってきた時にはすっかり体が冷たくなって硬くなっていた。その姿を見て、色んな思い出が頭をよぎった。

思い返せば、約1年前に息子が小学校に入る時に学校を転向させる”エサ”としてスパックを買い始めた。ちょっと不純な(?)動機だったが、これも何かの縁だったのだろう。ペット屋に居た時は、まだ親指大くらいの大きさでとっても小さかった。すくすくと大きくなり、体調10cm以上はあるくらいまですぐに育った。敏感な動物なのでストレスを与えないように普段は触ったりしないのだが、妻と息子が日本に一時帰国している時は寂しいかったからスパックにエサをやったりして遊んだりしていた。メキシコで何かの縁が合って我が家に来たのだが、たった一年でその生涯を閉じてしまったことがスパックにとって幸せなことだったのか・・・? 死んでしまった今となって「ごめんなぁ、申し訳なかったなぁ・・・」という気持ちでいっぱいになった。

妻の話によると、息子Rもスパックの死に相当のショックを受けているようだった。学校から帰ってきて真っ先にスパックの様子を見に行ったが、息を引き取ったということを妻から聞くと、スパックをその場においてしばらく自分の部屋へこもった。そして帰ってきてスパックを抱き上げ静かに泣いた、と。。。夜、Rに私の子供の時の体験(=同じくハムスターの死と向き合ったこと)・動物を飼うことの難しさ・いつかは死と向き合わなければならい辛さ・命の大切さ、など話をした。辛い経験だったが、息子にとっては貴重な経験になったと思う。

ParqueCasa ohaka
家の前にある公園とスパックのお墓。昨日、スパックに最後の別れをして、丁重に埋葬してあげた。目の前の公園ならいつでも見守ることが出来るから。。。スパックは物理的には死んでしまったけど、我が家の心の大切な思い出としてずーっと残っていくだろう。


さようなら、スパック。天国でも元気でな。。。
メキシコ国内 | 投稿者 SamDF 09:05 | コメント(0)| トラックバック(0)