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サラリーマンの海外赴任テニス日記 世界を舞台に(?)根無し草みたいに転戦するサラリーマンのテニス諸々ストーリー。ただ今、アメリカ→メキシコと転戦中・・・ 2010年7月から、転戦場所が「日本」と決まった。

SamDF
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2009 ATP Tour Final

今年もだんだんと〆の時期に近づいてきましたね。今週は、男子プロの最終戦がロンドンで開催されていて、見る側としては非常に楽しんで見ている。


今日でラウンドロビンが終わるけど、いくつかの波乱・驚きなどがあって面白い。
一番の驚きはデル・ポトロの躍進だろう。フェデラーに2連勝とは驚きで成長著しい若手の筆頭になったという印象。去年まで成長株の筆頭だったマレーを追い抜いたという感じ。数年前に比べてトップ5の実力が拮抗しているから、トップ8による試合は見ていて価値がある。
ナダル、、、最終戦も2連敗で予選敗退が決まり、復帰後にどうも波に乗れていない感じだ。今朝もジョコビッチとの試合を一部見たが、動きの幅が以前に比べて少ない感じがした。らしくないイージーミスもあって、昨年のような他を威圧するような迫力が感じられない。でも、まだ若い訳だから来年の完全復活に期待したい。


あ、、、評論家のようなコメントを載せる為にブログを書いてるんじゃなかった。。。ジョギングとの絡みを書きたかったんだっけ冷や汗
ロンドンーメキシコの時差の関係で、朝と昼にESPNでライブ中継をしている。朝の中継は8時から。この時間がビミョーに私の早朝ジョギングと合わない。。。私のジョギングは朝7時から。ん・・・ ジョギング中に中継があると最高なんだけど。パリとかヨーロッパの大陸側だったら7時から中継になるからパーフェクトなんだよねぇ。。。なので、毎朝の朝食と共に楽しんで見ている。


まだグループBの準決勝進出者が決まってないが、大会も終盤に差し掛かってきた!! 私としては、王者として充実した1年を送ってきたフェデラーに最後は優勝して貰いたいと思っているが、デル・ポトロ、ジョコビッチなどの奮起で最後まで大会が盛り上がって欲しいとも思う。Venga!!!


ジョギング | 投稿者 SamDF 02:11 | コメント(0)| トラックバック(0)

週末テニス

先々週に続き、先週末も無事にカサブランカで存分にテニスをすることができたスマイル。土曜はアミ~ゴにあまり恵まれなくて1セットしかプレーが出来なかったが、日曜は日本人テニスフリークのE氏ご夫妻をカサブランカへご招待して、日本人だけでテニスを楽しんだ。
E氏の奥様・Sさんは、メキシコに来られてまだ2週間と全然日が浅いのだが、話をしていて非常にアクティブな方とお見受け。後ほど触れるが、酒飲みで行動・話が非常に面白い方だった。

さて、テニス。軽くアップをした後は早速E氏と男子シングルスガチンコ対決へ。ホームコートアドバンテージをフル活用して、E氏が慣れる前にしっかりとダブルベーグルで叩かせて頂いた。でもセカンドセットは、デュースゲームが多く、スコア以上の接戦だったが、大事なポイントを全て頂いて結果はベーグルとなった。さすがに次回はこうは行かないだろうなぁ~。

続いてミックスダブルスを2セット。第一セットは夫婦対決、第二セットはペア交換で対決。Sさんがテニス初心者ということで始まったが、終わってみればSさんの2連勝。中々どうして、初心者とは思えぬラリー展開とサービスキープ率でした。3人とも脱帽です、はい・・・まいったぁまいったぁまいったぁ

我が家のテニスは体育会系。週末は両日とも5時間くらいはテニスをする。E氏は普段そこまでテニスをしないらしく、最後は体力の限界までテニスをして終了。でも5時間くらいやった訳だから、体力的には立派なモンです。お疲れ様でした。


当然、こんだけテニスをやったんだから、腹が減る。ちゅーことで、テニス終了後はE氏ご夫妻と共にガッツリ外食へと直行。行った先は、高級ブランドが多数立ち並ぶ通り=Prediente Masarikuにある(何故か)庶民的なイタリアンレストラン。

Italian-1 Italian-2 Italian-3 Italian-4 Italian-5

息子も入れて総勢5名でガッツリと行きました。。。


ワインをオーダーする際に、Sさんから「甘くないワイン」というリクエスト。これは飲んべぇに違いないと思って聞いてみると、はやり相当お強いとのこと。中々貴重な女性の飲んべぇのご登板。是非今後ともご一緒に飲みに行きましょう。
話を聞いてビックリしたのだが、Sさん、メキシコシティーに来てまだ2週間しか経っていないのに、ランチに行ったレストランの数が半端ない。レストランがあるPresidente Masariku通りはお庭らしく、片っ端からランチで制覇している感じだ。ブログも拝見したが、メシ・料理ネタのオンパレード。相当食事が好きだとお見受けした。前職も食事系のお仕事をされていたとのことで、納得だ。
私の憧れの職業・駐在員の妻の王道を行っているような方でした。



ちゅーことで、先週末も普通の週末をE氏ご夫妻と共に楽しく堪能。テニスもメシもガッツリ・ガッツリ。我が家はハードな体育会系の行動だなぁ~、と思った。



テニス | 投稿者 SamDF 09:49 | コメント(2)| トラックバック(0)

山口・宇部の日本酒「だっさい」 磨き二割三分

最近酒量をグッと減らしていたので、中々飲む機会に恵まれなかったが、先週末、やっと楽しみにしていた山口・宇部の日本酒だっさいを飲むことができた。

Dassai

今回飲んだのは磨き二割三分というグレードのもの。米を二割三分まで磨いて作ったお酒で、グレードで言うと最上級に位置するらしい。
前回飲んだ三割八分も美味しかったが、個人的には二割三分の方が好きだ。飲んだ感想は、「飲み口は水の様に軽いが、味がしっかり口の中に残って美味しいお酒」



メキシコでは当然売ってないが、日本では各地で売っているのかなぁ・・・? チャンスがあれば是非ご賞味あれ。
メキシコ国内 | 投稿者 SamDF 08:43 | コメント(2)| トラックバック(0)

日本-メキシコ交流400周年記念行事、落語会

今年は日本とメキシコが交流を始めて400年記念の年となる。

正式国交が樹立されたのは、確か約120年前のことだったと思うが、最初のコンタクトがあった年から数えると400年ということになるらしい。
400年前・・・ 西暦1609年、つまり江戸時代の初期だ。何でも徳川 秀忠 or 家光の時代に、房総沖で難破したメキシコ船籍の乗組員を日本人が手厚く助け、無事にメキシコへ帰っていったのが日本人=メキシコ人の最初のコンタクトであったらしい。こういう背景もあって、メキシコでの日本人の印象は非常に高い。メキシコは親日の国なのだ。

ちゅうことで、メキシコでは今年は色んな行事がお盛んに行われている。先週末には、メキシコシティーのメイン通りで御神輿やら祭りやら、色んな催し物が盛大に行われていた。その中の一環で『落語会』が催され、我が家も見に行ってきた
メキシコまでわざわざ来てくれたのは三遊亭 楽太郎師匠率いる一段の若手芸人さん4人。私も妻も、もちろん息子も落語を生で見るのは初めてで、期待して見に行った。

rakugo-1
落語の三遊亭 橘也さんという方。話のレベルはまぁまぁ。その日、大使公邸で行われた昼食会でテキーラをメチャクチャ飲んだらしく、途中で「落語のストーリーを忘れてしまった・・・」と突然話し始めた。最初は客のアテンションを引く為にわざとやってるのかと思いきや、どうも様子がオカシイので、どうやら本当に酔っ払って落語のストーリーを忘れてしまったらしい。。。そりゃあんた、プロとしては失格だよ。
2人目の落語家は柳家 初花さんという方。こちらは酔っ払ってはいなかったが、話が長すぎて中々オチにたどり着かない。観客の多くが詰まらないというリアクションを取っていた。経験が少なくて引き出しを沢山持っていないのだろう・・・ 経験を積んで、客層を見てその場で話を引き出せるようになると良いね。

今回2人の若手芸人さんを見ていて、やっぱ若手芸人とテレビに出てくる経験豊富な芸人の舞台の差は歴然だった。落語とは経験でこんなに差が出るもんなんだぁ・・・と正直思った。



rakugo-2
今回は落語の他に2人の若手芸人がパフォーマンスを披露してくれた。ひとつが『江戸太神楽』、もうひとつが『曲独楽』。写真は後者の『曲独楽』by 三増 れ紋さんで、両者ともパフォーマンスだから、見せ場があって落語とはうって変わって面白い。子供たちも最前列で大喜び状態。
前者の『江戸太神楽』は鏡味 仙次さんという芸人が披露。”おめでとうございま~す”という掛け声で有名な芸人(→ あれ・・・ 名前なんだっけ?)の得意芸の『傘で物回し』を披露してくれた。これも面白かった。


日本に居るだけじゃ絶対に自分から金を払って見に行こうとは思わなかったけど、メキシコに居たから行こうという気になった訳で、生で芸を見れたことは家族にとって良い機会であり感謝したい。

だけど落語の2人は、プロとしてもうちょっと修業が必要だね。。。
メキシコ国内 | 投稿者 SamDF 07:00 | コメント(0)| トラックバック(0)

3連休

今週月曜はメキシコの祝日で、9月以来の3連休となった。あれ・・・ 何の祝日だっけ・・・??? 確か「革命記念日」だったと思うのだが・・・ ま、いっか。何はともあれ3連休っちゅうことで。

会社の同僚などはメキシコ国外やカンクンなど国内旅行に出かけたみたいだが、我が家は先週サンディエゴに行って散々散財してきたし、3週間もテニスが出来ていなかったので、もうストレスレベルが限界に達していて何よりもテニスがしたかった。

ということで、久しぶりに土日はカサブランカで計10時間くらい過ごした。本当は月曜もカサブランカに行きたかったのだが、月曜はカサブランカの定休日。サービス業なら祝日月曜を営業日、定休日を火曜に融通を利かせて動かせ!!と思うのだが、メキシコ人にはそういう発想など出来るはずもない。。。しゃーないから、泣く泣く家で過ごした。ま、でも久しぶりにスパックの墓参りにも行ったし、息子ともキャッチボール・フリスビーなどをしてゆっくり過ごせたから、たまにはそれも良しとしなきゃ。


さて、恒例の週末外食。3連休だったということもあり、今週は2ヶ所のレストランへ行った。土曜に行ったのは「BAKEA」というCol Lomas de Chaprtepecという所にあるレストラン。カミさんの事前情報によると、スペインとフランスの間にあり、未だに独特の文化・言語・風習を維持しているバスク地方の郷土料理とのこと。スペイン料理とフランス料理の融合・・・こりゃ美味いに違いないと期待を胸に秘め行ったら、メニューの冒頭に「フレンチとメキシコ料理の融合」とのこと。しかも、どこにもバスク料理なんて書いてない。。。なんだよぉー、ってガッカリ気分でスタート。そして、メニューを見ながら手頃な品をオーダーした品が下降下降下降の料理。
Bakea-1 Bakea-2 Bakea-3 Bakea-4 Bakea-5
上段左から、マグロのタルタルソース和え(前菜)、ホタテとキノコのパリージャ(メイン)、フォアグラのステーキ(メイン)
下段は、デザートのショコラとシャーベット

味はまぁまぁ・料理の品は良く・確かにレストランの雰囲気はそこそこ良かったのだが、これだけでチップ込みで$1,400ペソ(=約12,000円)とは高すぎるという感想。テニスを5時間近くやって腹が減っていたということもあって、我が家の評価は低かった。別の家族でも行ったことがある人がいたので聞いてみたが、やっぱり同じ感想。お勧めレストランではないな。

翌日は、そのリベンジということあり和食を食べたかったのもあって、メキシコ駐在員に人気の「むらかみ」という居酒屋へ行った。この日も5時間くらいテニスをやった後でスーパー腹減り状態。着いた途端に下降下降下降の品々をもの凄い勢いで平らげた我が家だった。

いくらおろし、ギョーザ、串揚げ盛り合わせ、春巻き、鉄火巻き、サーモンスキンロール、出し巻き卵、海鮮固焼きソバ、おにぎり・・・

多分30-40分くらいで全部食べ尽くしたと思うから、端から見たら相当なスピードだったろう。けど、メチャクチャ腹は満たされたし、お会計も$700ペソ(=約5千円)と格段に安い。やっぱ庶民の店が一番性に合っているということかねぇ・・・


今回の三連休は、いつもの週末と変わらぬ普通の週末 + αって所だったが、それが最近で一番落ち着いた週末だった。やっぱ「普通」が一番良いということなんだろうね。。。


メキシコ国内 | 投稿者 SamDF 11:46 | コメント(0)| トラックバック(0)

ロス・サンディエゴ買い物ツアー

日本出張から帰ってきて3日後の先々週木曜から3泊4日で家族で楽しみにしていたロス・サンディエゴへ買い物ツアーに行ってきた。

私としては、10月半ばのカンクン旅行から始まり、日本への出張・サンディエゴ(ついでに言うと、サンディエゴに行く前からその翌週も国内出張があることが分かっていた・・・)と、毎週どこかへ移動ばっかりで正直休まる暇が無かったのだが、遊びとなれば気持ちの入り方も異なってくる。

今回のアメリカ買い物ツアー、家族全員がいつもとは気合の入れ様が違っていた。理由は「多分最後のサンディエゴツアーになるだろう」と思っていたから。サンディエゴからメキシコへ異動してきて早2年半。もうメキシコ勤務の終わりは見えている(と思っている・・・)。次の赴任先はまだ分からないが、メキシコほどサンディエゴに気軽に来れる赴任地ではないだろう。サンディゴに一番近い赴任地だった訳だ、メキシコは。。。今さらながら気が付いた。


と言うことで・・・ ま、最後だろうが何だろうが、今回も食うは買うは遊ぶは、とメキシコで普段おとなしくしている反動も手伝っての金使いの荒い相変わらずの旅行であった冷や汗

まずロスに朝10時過ぎに到着した私達は早速レンタカーを拾ってディズニーランドへ直行。息子とカミさんの希望でどうしても最後に行きたいとのことだった。その日はホテルもディにーランドの傍にあるホテルに予約する用意周到ぶりで、夜遅くまで、体力の続く限り遊んだ。
あ、ちなみに、いつも行くロス空港近くの旨い蕎麦屋・Inabaへは当然昼飯を食いに真っ先に行きましたけどね。。。
DL


翌朝にロスを発ち、1時間ちょいのドライブでサンディエゴへ到着。やっぱ良いなぁ~、サンディエゴ。アメリカの街の中でもダントツに雰囲気が良い。ここに2年ちょい住めたこと・その後もちょこちょこ戻ってこれたのは本当に恵まれた環境だったと思う。
予めリストアップしたものを片っ端から買っていく。カミさんも私も買い物が好きだから、いつも後で集計をしたら恐ろしい金額になっているのだが、「今回が最後」という言い訳も手伝って立ち寄る場所ごとに買い物袋がドンドン増えていく・・・冷や汗 ま、でもここまで買いたい物リストがキレイに消えていくとスッキリしたよ。。。

SenrihinSD
今回のメインの戦利品。テニスシューズ・ラケットバック・Volkl PowerBridge10 Midが今回のお目当ての商品。お値段は、アシックスGel-IIが$89、プリンスのラケットバックが$68、Volklのラケットが$169。ただでさえ安い上に日本のカードで決済したら為替で10%くらい安くなる計算だ。ん~、まさにアメリカ買い物天国だねぇ~。もちろん、これが全ての戦利品ではありません・・・


メシも今回も色々と食べ尽くしました。初日の夜がディスニーランドでバーガーと非常に不満度が高かったが、ラーメン・スシ・飲茶・刺身居酒屋と大変満腹となりました。
Surfside
今回も行ってきましたSurfside。昔のテニスの友人達もたくさん集まってくれて、スシを囲んでの楽しい一時を過ごせたこと、まさに感謝だ。
前の週に日本でもスシを食べたが、サンディエゴのスシの方がボリューム感が満点という点では勝っていると思う。日本のスシのアドバンテージはネタの豊富さだろう。ま、両方でスシを満喫できた訳だから、それが一番だろう。


身も心も存分にリフレッシュ出来た今回の買い物ツアーは満足度の高いものだった。あと一回くらい、最後に来れるといいなぁ~、と少し後ろ髪を引かれながらメキシコへ戻ってきた時、時計は夜中の1時半を指していた。翌日から仕事だったが、目一杯遊んだ。。。
バケーション | 投稿者 SamDF 09:23 | コメント(0)| トラックバック(0)

映画 『沈まぬ太陽』

先週日本に滞在中に一本の映画を見た。タイトルは『沈まぬ太陽』。山崎豊子原作・渡辺謙主演で、日航ジャンボ機の御巣鷹山墜落事故を描いた映画で、今日本で話題の映画らしい。
今回の出張、行きも帰りもJALで、日航の悪い部分を描いた映画など絶対にJAL機内で上映するはずないと思って、映画館で見とこうと思った。

私は原作は読んでなく、映画を見る前は「ジャンボ機墜落事故を映画化した」と思っていたが、実はストーリーは単純にそれだけではなかった。当時の日航の半官半民会社としての腐った企業体質が原因となって、大惨事だけでなく色んな問題を起こしたことを描いていた。その中で、渡辺謙が演じる一人のサラリーマンに焦点を当ててストーリーを展開させていた。

私がこの映画を見て、印象的に思ったのが2つほどあった。
1つ目は、やはりジャンボ機の墜落事故。映画では、小学生の子供がスカイメイトを利用して大阪の祖父母に会いに行く途中に事故に遭遇して亡くなったことを描いていた。私にも同じくらいの歳の息子がおり、今年の夏休みには初めてスカイメイトを利用して神戸の祖父母の所へ会いに行ったので、それと思いっ切り重なった。子供はいつかは独り立ちをさせないといけない訳だから、いつまでもパパ・ママと一緒という訳にはいかないのだが、何かあったら絶対に自分達を責めるだろう。今となっては何事も無くて良かったと思うが、何かあってからでは取り返しのつかないことである。

2つ目は渡辺謙演じるサラリーマンの海外駐在の履歴・経験。元は非常に有能な組合の委員長をやっていたが、それを疎ましくないと思った日航の体質が、彼を辺境の地赴任へと追いやった。パキスタン・イラン・ナイロビ・・・ 会社からイジメ人事と思われるような異動を命じられ10年くらいを海外で過ごした。その間、家族の心がバラバラになり単身赴任生活を送り、母親の死に目にも会えず、同期はどんどん出世して差がついてしまう・・・
その中で一番私の心に響いたのが家族の言った一言、「パパは自分の我を通して(家族を顧みず犠牲にして)海外赴任・辺境の地へ飛んでいくが、私たち家族はどうなっちゃうの?」。自分も正にいま海外赴任中で、赴任先も途上国のメキシコ。高地・治安の悪さなど問題は多々あるのだが、会社がサポートを出してくれているからメキシコならまだ良い方だろう。私は単純にまだまだ海外赴任を続けたいと思ってるが、次の赴任地が更に不衛生・劣悪環境だったら、家族から同様のことを言われても不思議ではないだろう。
最近、妻から「自分の希望だけでなく、息子の日本語教育の環境を次の赴任地の希望・選択の際はちゃんと考えて欲しい」と言われている。3歳で海外に連れて来て、もうすぐ8歳になる。言語能力の発達において非常に重要な時期らしい。
サラリーマン・渡辺謙と自分の今とが思いっ切り重なった。。。ちなみに、サラリーマン・渡辺謙は、最後は「再び自分の我を通して」単身赴任で2回目のナイロビ駐在へと旅立っていった。私は、、、今の所、単身赴任をするつもりはないと家族には言っているスマイル ど~なるか・・・クエスチョン・マーク


海外駐在の経験があって小学生くらいの子供が居るお父さんには印象に残る映画だろう(勿論、それ以外の方にもビックリマーク)。印象的な映画なので、チャンスがあれば是非鑑賞してみて欲しい。
日記 | 投稿者 SamDF 06:35 | コメント(0)| トラックバック(0)

日本出張と週末テニス

先週に日本出張があって、週末まで過ごしてきた。久しぶり・・・と行っても7月末以来だから、約3ヶ月ぶりだ。3ヶ月前は「生命の危機を感じる暑さ」だったが、その頃と比べてメチャクチャ涼しくて過ごし易い気候だった。

仕事の話はさておき、、、日本での楽しみの一つが食事。今回もたくさんの美味しい食事を堪能することが出来た。飲み屋に始まり、天婦羅・そば・寿司・ラーメン・横浜中華街・鍋・うなぎ・・・と一通り満足することが出来た。マックひとつ取っても、日本オリジナルメニュー・グラコロバーガーがあったりして、本当に美味い。満足なりぃ~、メシ大国・日本だね!!

メキシコに帰ってきてビビリながら体重計に乗ったら、意外にも体重増加なし。多分、原因はお酒だろう。夏の人間ドックで、通風の原因となる尿酸値の数字が余りにも高かったので(=8.7ビックリマークビックリマークビックリマーク)、9月くらいから酒量を大幅に減らしていた。そのお陰もあって、この2ヶ月で体重が3-4kgくらい一気に減った。日本滞在中も酒量には気を配っていたので、きっとこれが功を奏したのだろう。尿酸値も正常値まで戻っていたので、これで一安心だ。


そして、週末は久しぶりに友人とテニスをする機会に恵まれた。先々週末も出来なかったし、今週末も出来ないことが既に判明している。もし日本滞在中に出来なかったら3週間連続でテニスが出来ないことになり、それは耐えられんと思い、友人に頼んで無理矢理セットして貰った。その友人とは、昔メキシコで良くテニスを一緒にやってたS氏のこと。5月に日本へ帰任となったことは以前ブログで書いた。ラケットはS氏に借りて、また事情があって試合毎にラケットが変わっていくというハプニングもあり、久しぶりの低地テニス、慣れないコートなど条件は決して100%ではなかったが、そんな贅沢を言わなくても久しぶりにテニスを楽しめただけでも十分だった。駐在先で知り合ったテニス仲間と日本に帰って久しぶりのテニス再会が出来るのは駐在員冥利に尽きるだろう。こういうネットワークは今後も大事にして行きたいと思った。


普段仕事では、スペイン語が90%・英語が7-8%・日本語1-2%と殆ど日本語を話す機会がないのだが、今回の日本滞在の後半は久しぶりに日本語しか話さなかった。日本語だけでツーツーになるのは本当に楽だなぁ~、と日本語だけの環境にちょっと懐かしさ・楽チンさを感じたりした。海外で働く上では致し方ないことなのだが、普段は無意識のうちにどこか緊張状態になっているんだろう。


メキシコに帰ってきた日、成田で聞こえてきた言語が「日本語95%・英語5%・スペイン語0%」、経由地のバンクーバーでは「日本語10%、英語80%、スペイン語10%」に変わり、メキシコに到着したら」日本語1%、英語5%、スペイン語94%」と、段階を踏んで現実の生活に引き戻されていった一日となった。しゃーない、メキシコで頑張るかぁ・・・
仕事 | 投稿者 SamDF 05:21 | コメント(0)| トラックバック(0)