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サラリーマンの海外赴任テニス日記 世界を舞台に(?)根無し草みたいに転戦するサラリーマンのテニス諸々ストーリー。ただ今、アメリカ→メキシコと転戦中・・・ 2010年7月から、転戦場所が「日本」と決まった。

SamDF
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日本-メキシコ交流400周年記念行事、落語会

今年は日本とメキシコが交流を始めて400年記念の年となる。

正式国交が樹立されたのは、確か約120年前のことだったと思うが、最初のコンタクトがあった年から数えると400年ということになるらしい。
400年前・・・ 西暦1609年、つまり江戸時代の初期だ。何でも徳川 秀忠 or 家光の時代に、房総沖で難破したメキシコ船籍の乗組員を日本人が手厚く助け、無事にメキシコへ帰っていったのが日本人=メキシコ人の最初のコンタクトであったらしい。こういう背景もあって、メキシコでの日本人の印象は非常に高い。メキシコは親日の国なのだ。

ちゅうことで、メキシコでは今年は色んな行事がお盛んに行われている。先週末には、メキシコシティーのメイン通りで御神輿やら祭りやら、色んな催し物が盛大に行われていた。その中の一環で『落語会』が催され、我が家も見に行ってきた
メキシコまでわざわざ来てくれたのは三遊亭 楽太郎師匠率いる一段の若手芸人さん4人。私も妻も、もちろん息子も落語を生で見るのは初めてで、期待して見に行った。

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落語の三遊亭 橘也さんという方。話のレベルはまぁまぁ。その日、大使公邸で行われた昼食会でテキーラをメチャクチャ飲んだらしく、途中で「落語のストーリーを忘れてしまった・・・」と突然話し始めた。最初は客のアテンションを引く為にわざとやってるのかと思いきや、どうも様子がオカシイので、どうやら本当に酔っ払って落語のストーリーを忘れてしまったらしい。。。そりゃあんた、プロとしては失格だよ。
2人目の落語家は柳家 初花さんという方。こちらは酔っ払ってはいなかったが、話が長すぎて中々オチにたどり着かない。観客の多くが詰まらないというリアクションを取っていた。経験が少なくて引き出しを沢山持っていないのだろう・・・ 経験を積んで、客層を見てその場で話を引き出せるようになると良いね。

今回2人の若手芸人さんを見ていて、やっぱ若手芸人とテレビに出てくる経験豊富な芸人の舞台の差は歴然だった。落語とは経験でこんなに差が出るもんなんだぁ・・・と正直思った。



rakugo-2
今回は落語の他に2人の若手芸人がパフォーマンスを披露してくれた。ひとつが『江戸太神楽』、もうひとつが『曲独楽』。写真は後者の『曲独楽』by 三増 れ紋さんで、両者ともパフォーマンスだから、見せ場があって落語とはうって変わって面白い。子供たちも最前列で大喜び状態。
前者の『江戸太神楽』は鏡味 仙次さんという芸人が披露。”おめでとうございま~す”という掛け声で有名な芸人(→ あれ・・・ 名前なんだっけ?)の得意芸の『傘で物回し』を披露してくれた。これも面白かった。


日本に居るだけじゃ絶対に自分から金を払って見に行こうとは思わなかったけど、メキシコに居たから行こうという気になった訳で、生で芸を見れたことは家族にとって良い機会であり感謝したい。

だけど落語の2人は、プロとしてもうちょっと修業が必要だね。。。
メキシコ国内 | 投稿者 SamDF 07:00 | コメント(0) | トラックバック(0)