サラリーマンの海外赴任テニス日記 世界を舞台に（？）根無し草みたいに転戦するサラリーマンのテニス諸々ストーリー。ただ今、アメリカ→メキシコと転戦中･･･ 2010年7月から、転戦場所が「日本」と決まった。

本当に暑い日本の夏！！ なんでこんなに暑いんじゃい！！！


体と心がまだ完全に日本人に戻りきっていない私には、猛暑を通り越して酷暑だ。先週末にも、この暑さが原因で10人くらいの人が亡くなったというニュースが流れていた。殆どが高齢者、室内でクーラーを付けていなかったが為に熱中症になったとのことだ。
一日中クーラーをつけなきゃ暑くてやってられないこの時期に高齢者がクーラー無しで耐えられる訳がない。外も地獄・家の中も地獄では、どこで暮らせば良いんだ？ やっぱ日本は暮らす国ではない、といつもの愚痴がついつい出てしまう。。。


そんな私の週末の行動は、、、お構いなしにテニスだ。
先週末は、川崎のコートで9時－2時まで計 5時間シングルスをやった。確かに一瞬ヤバイと感じる瞬間は何度かあったが、何とか5人交代しながらやりきった。結局計 5Lのドリンクを飲みほして熱中症にだけは気を付けた。
が、、、さすがに今回は自分でもちょっとアホだなぁ～と少々反省。テニスって命掛けながらやるスポーツではないだろう。日本の夏は、いつからこんな酷い状況になったんだろう・・・？ 少なくとも、日本を離れた6年前はここまでじゃなかったと記憶しているのだが・・・


さすがに土曜のテニスでヘコタレ気味だったので、日曜はジョギングだけにしておいた。幸い曇り気味だったから、何とか走ることが出来たけど、ペースは落とし気味にしておいた。
午後からは、息子の夏休みの自由研究のテーマ探しも兼ねて、学芸大学駅にある「目黒区立 防災センター」を訪問。相変わらず時間ギリギリで行動する我が家は、4時最終入場のギリギリで入館。暇そうに待ちかまえていたのは、（多分…）引退されたボランティアのオジイさん。丁寧に管内を1時間かけて案内してくれた。途中地震・火災の煙など色んな体験コーナーでも丁寧に説明してくれた。ただ、質問をすると答えを知らないことが多かった。なので、”ボランティア”だと私は思った訳だ。。。


と、まぁ計画性なくダラダラとしながら過ごした週末となってしまった。明後日に、仮住まいの狭いウィークリーマンションからやっと我が家へ引っ越しが出来るのでちょっと嬉しい。早く落ち着きたい。。。

今週末は日本では三連休。メシと合わせて、連休の多さでは、日本のコンディションは格段に良い。

その三連休に合わせるかのように、今週末から完全に梅雨明けとなった模様だ。

ここから本当に暑い日本の夏が始まる訳だ。私のこの三連休の予定は、毎日テニス三昧！！ま、本来は有り得ない話だが、カミさんとの予定を上手く合わせたことで奇跡的にもこれが実現した訳だ。

　　
日本独特のコート、オムニコート。昨日も本当に暑かった。。。シングルスだと、真昼の炎天下では２～３時間が限度かなぁ～、と思う。
珍しく上を見上げたら、太陽の周りに虹が見えた（写真　右）。リング状の虹が出来ているのが分かるだろうか・・・？


マンション（=9F）から撮ったパノラマ風景。ビルが多い東京の町並みらしい。雲ひとつない夏の快晴の風景って感じだ。


今日の昼下がりにジョギングを強行したのだが、マジで苦しかった。何が苦しいかって、吸い込む空気が熱くて息苦しいのだ。言ってみれば熱風を吸い込んでいるようなもの。こりゃ、朝　or　夕方しかジョギングは出来んな、という感じだ。

この気候、あと2ヶ月は続くだろうなぁ。ほんと、サバイバルだ。

蒸し暑い日が続く東京。九州・西日本・東北地方などではゲリラ豪雨が毎日のようにニュースを賑わしているが、東京では今のところ大きな被害は出ていない。それよりか、毎日蒸し暑すぎる…


私が現在仮住んでいる蒲田という街は、前のブログで書いたが、旨いB級グルメがたくさんある。加えて、この蒸し暑さだ。
私の最近の悩みは、マンションは駅からたかが3分程度の道のりなのに、居酒屋が立ち並ぶ通りを「ビール旨そうだなぁ～」と後ろ髪を引かれながら通り過ぎていくことだ。

店によっては毎晩満席になる人気店も結構あって、サラリーマンが楽しそうに飲んでいる。メキシコの時は、わざわざ飲みに行かないといけなかったから、（健康上から）お酒を週末だけに限定することに苦痛をそれ程感じなかったが、この環境は正直キツイ。早く健康診断の結果を確認して、せめて金曜くらいはお酒解禁にしたいなぁ… と心待ちにしている毎日だ。

先週末に帰国後、初めてテニスをした。今回は日本での初テニス… ちゅーことで、2つの大きな違いに当惑した。

高度
言うまでもがな、メキシコ＝高地(2200m)、日本＝低地(0m)で、ボールの飛びが違う。感覚的に言うと、1m弱くらいは飛ばない感覚だ。でも、この辺はサンディエゴで幾分の調整はしておいたので幾分マシだったと思う。

オムニコート
これは、ちょっと想定以上のインパクトがあった。「オムニコートってあんなに跳ねないコートだったっけ・・・？」と疑問を感じるくらい全然ボールの手応えがない。低地で飛ばないということも重なって、想像以上にボールを打っている感触がなかった。

それ以外にも高温多湿という日本特有の気候もあるが、この一週間で何となく慣れてきたので大きな影響とは思わなかった。

オムニコートという環境、、、これはちょっとヤバイ。あれに慣れてしまうとハードコートでは完全に打ち負けてしまう。他の国のテニス事情を考えると、殆どがハード or クレー。日本のコート事情に苦言を呈して、今の環境を変えてくれるカリスマのある人が出て来てくれないかなぁ。。。オムニに慣れる前に日本から出ていかないきゃ、と率直に思った。



一方で、やっぱメシ系は旨いなぁ～、と食生活は堪能している。

駅前のパン屋で買った調理パン。別に大した店じゃないんだけど（失礼…）、種類が豊富で味も旨い。選ぶのに苦労するよ、ホント。。。


蒲田駅前にある魚民（→ 確か）のメニュー。日本らしいメニュー表だと思って、ついつい写真を撮ってしまった。。。文字ばっかのメニューに慣れてしまったのか、最初はゴチャゴチャして見難いという印象だったが、数分もすれば「写真があって見易い」と印象も変わった。


家のすぐ裏にある中華レストラン、ニーハオという店。特段何が素晴らしいという訳ではない、フツーの中華屋。でも味は文句なく旨い。ここの名物料理は「羽餃子」。生中とセットで最高～！！


蒲田駅周辺には、こういうB級グルメが多いという印象。まだまだ発掘すべき店は多くあるな。

日本に帰ってきても、習慣のジョギングは続けるようにしている、はい。。。

高地のメキシコシティーを離れて既に2週間近く経ったので、さすがに高地トレーニングのアドバンテージはもう残っていない。更に、暑さと湿気で条件的にはメキシコよりキツイもんがあるが、そこは我慢するより他ない。

でも、、、実はもっとストレスフルなことがあることに今週気が付いた。それは、「雨」だ。今の日本は梅雨の時期… 雨が降れば当然ながら外をジョギング出来ない。昨日のことだが、正に早朝に雨がドシャ降りとなりジョギングが出来なかった。これは正直ストレスフルだ。ジョギングだけでない。週末テニスもまた然り。SD, Mexicoと天気に恵まれた場所だっただけに、こういうストレスは今まで無かったから尚更だ。

はぁ～、これからこの難しい天気と上手く付き合って行かなきゃいけないかと思うと少々憂鬱だなぁ。。。

今日は7月6日、日本に帰ってきてちょうど1週間が経った。この1週間に思ったことは、、、

●ムシ暑い～！！

●狭い～！！

●サービス内容が複雑過ぎる！！

●メシ、旨い～！！


とにかく暑い！！ 6年弱も湿気フリーの環境に住んでいたから毛穴が開いていない 体温コントロールが出来ていない 暑くて汗が止まらない！！！ オフィスでも、自分一人が団扇でパタパタ、他の人は涼しい顔して仕事している。今は私一人が変人状態。。。

スペースが狭い！！ 取り敢えずの滞在先として、ウィークリーマンションを選んだのだが、広さがたったの４０㎡。メキシコの家の1/6以下だよ。。。家具もサイズが小さく、まるで小人の国に来たみたい。サイズが全般的にデカイ我が家に全然フィットしていない。こりゃ、有り得ん！！

サービス内容がtoo muchに多岐に渡り過ぎて何が自分にとってベストなのか全然分からない。 週末に、今となっては絶対必需品の携帯電話を早速買いに行ったのだが、何せ料金体系が複雑で結局2日掛かりでやっと購入できた。結論としては、今の携帯選びは自分の周りの人達がどこの会社を使っているかがキーポイントのようだ。それによって、メチャクチャ沢山あるプランのうちでどれが使えるか、というのが見えてくる。これから帰ってくるみなさんは、事前に周囲の人達の携帯会社を調べておくことをお勧めする。

メシはとにかく旨い！！。何食べても旨いと感じる。ハズレがないし、外観と味が容易にリンクするから安心感もある。会社の社食のバラエティーの豊富さと味のレベルの高さに、オフィスで一人興奮している。毎日メシの時間が楽しみだ。メシに関しては、改めて”天国・日本”と思った。
また、それに付随する酒もバラエティーに富んでおいしい。日本酒・焼酎と銘柄多すぎてどれ飲もう…?と優柔不断になってしまう。価格も手頃だ。当面は日本酒・焼酎に溺れてみよう。。。


ってな感じで、取り敢えずは帰国した誰もが感じる一般的なことを感じて過ごした一週間だった。生活が立ち上がるにつれて慣れてくるだろうから、時間をかけてアジャストせねば。感覚的には、まだまだ一時帰国者と言ったところだなぁ。。。

6月25日、我が家は3年3カ月滞在し思い出が詰まったメキシコを離れた。


メキシコを離れるフライトからの風景。大都会・メキシコシティーとシティー郊外に横たわる有名な火山。よくこの風景をみたなぁ…と思い出にふける。腹立つことも色々とあったけど、総じてメキシコに赴任してきて公私共々に良かったと思える赴任先だった。

Adios, Mexico!! お世話になりました。


メキシコを離れた我が家はもう一つの思い出の地、San Diegoへ滞在した。San DiegoはMexicoの前に2年ちょい滞在した思い出深い街だ。次の仕事の関係もあり、恐らくもう当分は来ないだろうと思い、日本に帰る前に立ち寄った。


お世話になりました、Rays Tennis。最後の最後まで、テニスグッズをたくさん買ったよ。。。SD界隈テニスフリークにはちょっと有名なオバチャン、息子のRogerとも仲良しになりました。日本へもUS Mailで発送してくれるっていうから、まとめ買いをするならお得かもしれないね。。。


今回はノンビリと思い出の地を歩き回った。全米でも有名なPacific Beach(Panorama)、オシャレな街La Jolla。あいにくの天気だったが、ノンビリと過ごせた。


フツーに日本と同じ味のラーメンが食べれるのがSDの良い所。このラーメン、確か$8くらいだったと思う。為替考えたら日本より安いぞ！！
飲茶のおいしい中華料理屋が点在しているのもSDの魅力。週末のランチに飲茶を食べに行きました。




SDと言えば寿司。特にウニは日本以上のボリュームとクオリティーだ。今回の最大の目的であり、当然２軒をハシゴした。上段はいつも行くSurfside。友達ファミリーとテーブル席で寿司三昧を堪能した。
下段は、Toshi-Sanというお店。普段はあまり行かないのだが、La Jollaに行った帰りに立ち寄る。最後ということもあり、店主のToshi-sanに「お任せ」で握って貰う。アンキモに始まり、焼きウニ、握りはハマチ→エンガワ→生だこ→アジ→コハダ→イクラ→ウニ→ウナギ、最後にいくつかのネタをおかわりして〆る。冷酒片手に食べた寿司は満足のクオリティーに至福の時間であった。最後の最後まで御馳走さまでした。。。


今回初対面ながら、週末テニスに付き合って貰ったSさん・Kさん御夫婦、そしてAEさん、本当にありがとうございました。拮抗したレベルの中で楽しくダブルスを、また久しぶりの低地テニスに予想以上に早く慣れることが出来ました。

Good-bye, San Diego!! お世話になりました。



そして6月30日、我が家は約5年半ぶりに日本に無事帰任した。この5年半の駐在経験は間違いなく貴重な経験になったし、将来に活きてくるものだろう。当面は日本で過ごすことになるが、また将来放浪の（？）の旅に出たいと思う。
駐在中にお世話になった皆さんへは、この場を借りてお礼を申し上げたい。また世界のどこかで（？）会える日を楽しみにしています。


次回から、日本編を綴って行きます。

かなりタイミング遅れの投稿となったが、、、日本代表チーム、惜しかったけど残念な結果だった。

我が家は、LAXから日本に帰るフライトに乗る日の朝にSan Diegoで出発ギリギリの時間までTV観戦で見守った。延長戦前半まで見届けるも、時間がヤバそうとのことで残りはラジオ観戦となった。

スペイン語のチャンネルしかなく、また聞きなれないサッカー用語だったので、完璧に理解することが出来ず、ラジオにかじりつき状態で見守った。
延長戦後半も無得点で終了したのは容易に分かった。PK戦… ここがどうにも分からなかった。どうも日本がリードされているということは分かったのだが、何人目のキッカーなのか、得点経過などが分からず、ただ見守るしかなかった。次の瞬間、「Paraguay Gano!!」というスペイン語が聞こえてきた瞬間、みんなで車内で「あ～ぁ、負けちゃったかぁ・・・」とガックリときた。

でも、代表チームは非常に頑張ったと思う。今回のベスト１６は実力で勝ち取ったモノだし、歴史を作ったのは間違いない。帰国後のプレス会見でも、チームワークの良さが特に強調されていたが、良い雰囲気で戦えたチームだったのだろうと容易に想像が付いた。岡田監督は、チームリーダーとしてはgood jobだった訳だ。チームリーダーとしては、この上ない嬉しい結果だと私も共感した。


今回はここで終了だが、4年後のブラジル大会では更な上の結果を残してくれるだろう。ガンバレ、日本！！