2009年01月27日
週末テニス 1/25
全豪オープンも始まったので、イメトレ(だけは・・・)ばっちり状態で先週末はテニスが出来た。最近フォアの調子が全然ダメだったが、毎日見まくっている全豪オープンのお陰だろう・・・ 調子が俄然戻ってきた。Gracias, senorって感じだ。
日曜にアミ~ゴのAlmagroとシングル3セットマッチを行って、結果は 4-6、7-5、6-3で私の勝ち。前回の初対戦の時もそうだったけど、50歳を目前にしてシングル3セットをし、しかもめちゃくちゃボールを拾うから恐れ入る。さすがに3セット目は疲れてたみたいだけど、、、彼との対戦はいつもストレートでは勝負がつかない。私も50歳になった時にあそこまで走れるかは疑問だぁ・・・
とか何とか言ったって、3セットもシングルをやれば腹も減る。終わった後はQuilmesというメチャクチャ美味いアルゼンチンステーキ屋でガッツリと肉を食して、テニスで消費したカロリーをはるかにオーバーするカロリーを取った週末テニスだった。
いやぁ~、赤ワインとよく合ったなぁ。。。美味だった。ご馳走さん。
日曜にアミ~ゴのAlmagroとシングル3セットマッチを行って、結果は 4-6、7-5、6-3で私の勝ち。前回の初対戦の時もそうだったけど、50歳を目前にしてシングル3セットをし、しかもめちゃくちゃボールを拾うから恐れ入る。さすがに3セット目は疲れてたみたいだけど、、、彼との対戦はいつもストレートでは勝負がつかない。私も50歳になった時にあそこまで走れるかは疑問だぁ・・・
とか何とか言ったって、3セットもシングルをやれば腹も減る。終わった後はQuilmesというメチャクチャ美味いアルゼンチンステーキ屋でガッツリと肉を食して、テニスで消費したカロリーをはるかにオーバーするカロリーを取った週末テニスだった。
いやぁ~、赤ワインとよく合ったなぁ。。。美味だった。ご馳走さん。
2009年01月27日
息子の友達のバースデイ パーティー
先週末、メキシコに来てから初めて息子の学校の友達の誕生日パーティに呼ばれた。妻は既に何回か行っていたのだが、大抵は平日に開催が多く、今までチャンスがなかった訳だ。
誘ってくれた友人一家はアメリカ人。息子の学校はインタースクールなので、友達たちの出身国も様々で面白い。メキシコ・アメリカ・イギリス・デンマーク・アルゼンチン・韓国・日本・・・ 小さいうちから色んな国の友達と知り合いになれていいなぁ・・・と親ながらに思う。当の息子は、スペイン語圏の友達とはスペイン語で、英語圏の友達とは英語でしゃべっており、器用に使い分けている。
みんなの集合写真。真ん中にいるファミリーが今回招待してくれたアメリカ人ファミリーだ。テキサスから来たらしい。
ひとつ驚いたことがあった。メキシコの誕生日パーティーでは必ずやる儀式のひとつなのだが、、、
みんなが順番で人形を棒で叩き壊し、中にあるdulce(=お菓子)を奪い合うというもの。今回はパンダが誕生会のテーマだったのでパンダの人形(左)が無残に叩き壊された(右)。見ていてかなり酷いシーンだった 子供の教育には悪い影響を与えるだろうなぁ・・・と思ったが、何回も見ている妻はフツ~の顔をしている。当の息子も楽しみながらやっていて、唖然としてたのは慣れていないのは子供の誕生会に疎い父親だけだった・・・ 国により風習が違うということなのだろう。。。
誘ってくれた友人一家はアメリカ人。息子の学校はインタースクールなので、友達たちの出身国も様々で面白い。メキシコ・アメリカ・イギリス・デンマーク・アルゼンチン・韓国・日本・・・ 小さいうちから色んな国の友達と知り合いになれていいなぁ・・・と親ながらに思う。当の息子は、スペイン語圏の友達とはスペイン語で、英語圏の友達とは英語でしゃべっており、器用に使い分けている。
みんなの集合写真。真ん中にいるファミリーが今回招待してくれたアメリカ人ファミリーだ。テキサスから来たらしい。
ひとつ驚いたことがあった。メキシコの誕生日パーティーでは必ずやる儀式のひとつなのだが、、、
みんなが順番で人形を棒で叩き壊し、中にあるdulce(=お菓子)を奪い合うというもの。今回はパンダが誕生会のテーマだったのでパンダの人形(左)が無残に叩き壊された(右)。見ていてかなり酷いシーンだった 子供の教育には悪い影響を与えるだろうなぁ・・・と思ったが、何回も見ている妻はフツ~の顔をしている。当の息子も楽しみながらやっていて、唖然としてたのは慣れていないのは子供の誕生会に疎い父親だけだった・・・ 国により風習が違うということなのだろう。。。
2009年01月22日
全豪オープンテニス @ ESPN
ついに開幕しましたねぇ~、全豪オープン。
我が家では時差の関係で(昼夜逆転してるけど)朝晩ESPNで熱心に見ている。今日は早朝ジョギングの日でもあったので朝はナイトセッションを見ながら気持ち良く走った。
今朝のナイトセッションは「Muller Tomic」。Tomicって16歳のオーストラリア若手ホープじゃん 接戦の末ながら、ヒューイットが1回戦で負けちゃったから、Tomicへの期待は高かっただろう。実際、1回戦に勝利した時には観客も本人も泣いて喜んでいたっけ。残念ながら、今日の2回戦は負けてしまったけど、柔らかくセンスを感じるテニスをすると思った。まだまだ体が華奢なのでプロの世界では時間が必要だろうが、錦織 圭と同じようにまずはしっかり体を作って時間をかけて頑張って欲しいと思った。
So far, 男女を通して今年の全豪オープンはシードダウン・ビッグネームダウンが全然ない。こんな大会も珍しいのではないだろうか・・・ 明日から3回戦に入ってくるのでシード同士の面白い戦いも見れる回数が多くなる。フェデラー サフィンなんて3回戦では勿体無い対戦カードだ。朝も夜も楽しい時期だなぁ。。。
我が家では時差の関係で(昼夜逆転してるけど)朝晩ESPNで熱心に見ている。今日は早朝ジョギングの日でもあったので朝はナイトセッションを見ながら気持ち良く走った。
今朝のナイトセッションは「Muller Tomic」。Tomicって16歳のオーストラリア若手ホープじゃん 接戦の末ながら、ヒューイットが1回戦で負けちゃったから、Tomicへの期待は高かっただろう。実際、1回戦に勝利した時には観客も本人も泣いて喜んでいたっけ。残念ながら、今日の2回戦は負けてしまったけど、柔らかくセンスを感じるテニスをすると思った。まだまだ体が華奢なのでプロの世界では時間が必要だろうが、錦織 圭と同じようにまずはしっかり体を作って時間をかけて頑張って欲しいと思った。
So far, 男女を通して今年の全豪オープンはシードダウン・ビッグネームダウンが全然ない。こんな大会も珍しいのではないだろうか・・・ 明日から3回戦に入ってくるのでシード同士の面白い戦いも見れる回数が多くなる。フェデラー サフィンなんて3回戦では勿体無い対戦カードだ。朝も夜も楽しい時期だなぁ。。。
2009年01月20日
メキシコ商工会議所の新年会
毎年この時期になると、メキシコ商工会議所が主催する新年会が開催される。メキシコ商工会議所に所属している企業の方なら誰でも(有料で)参加できる。企業駐在員、メキシコに永久就職した人 等々・・・ 昨年が290名、今年が330名の参加があったらしい。日系人の集まりとしてはそこそこの規模だと思う。不況なのに人数が増えているのは立派なことだ。来年はどうなっているだろう・・・ ちなみに、我が家は昨年初めて参加し、今年が2回目の参加となった。
各企業から(在庫溜まった品々をここぞとばかり提供するので・・・)、結構景品が豪華になる。我が社も在庫いっぱいあったので、しっかりとイベントの景品に貢献させて頂いた。
昨年は、クイズに勝ちぃ~、ビンゴ当たりぃ~、最後の抽選会でも当たりぃ~、と大豊作の年だったが、今年は全然ダメ。。。 最後の最後の抽選会で息子Rが食事券を、妻がワインオープナーのセットを当てたのが精一杯だった。
今年ゲットした景品一覧。私はしょぼいタオルをゲットしたのだが、テニス友達のO氏が同じ財布を2つゲットしたということで、それと交換することに。しっかし、”通”とデカデカと入った財布を使う気にはなれないなぁ~
自分の運のなさを実感。今年は年男で運が回ってくるはずなんだがなぁ・・・ ま、こんなところで運を使うことはないだろう、と言い訳じみたことを言って片付けるしかないなぁ。来年はもう期待しない・・・
各企業から(在庫溜まった品々をここぞとばかり提供するので・・・)、結構景品が豪華になる。我が社も在庫いっぱいあったので、しっかりとイベントの景品に貢献させて頂いた。
昨年は、クイズに勝ちぃ~、ビンゴ当たりぃ~、最後の抽選会でも当たりぃ~、と大豊作の年だったが、今年は全然ダメ。。。 最後の最後の抽選会で息子Rが食事券を、妻がワインオープナーのセットを当てたのが精一杯だった。
今年ゲットした景品一覧。私はしょぼいタオルをゲットしたのだが、テニス友達のO氏が同じ財布を2つゲットしたということで、それと交換することに。しっかし、”通”とデカデカと入った財布を使う気にはなれないなぁ~
自分の運のなさを実感。今年は年男で運が回ってくるはずなんだがなぁ・・・ ま、こんなところで運を使うことはないだろう、と言い訳じみたことを言って片付けるしかないなぁ。来年はもう期待しない・・・
2009年01月09日
ブラジル旅行記 #3 - イグアス
さぁ、最後の訪問地、イグアスの旅行記を綴ろうと思う。
現地を訪れる前、イグアスのイメージは「轟音と共に落ちる滝」というイメージしか持っていなかった。それはそれで正しいのだが、実はイグアスの滝はジャングルの中にある。
飛行機からのイグアスの全景。まさにジャングルの中に大河が一本あり、それがスドォーンと落ちる場所がイグアスの滝なのだ。
イグアスの滝は、ブラジル側とアルゼンチン側の両方から見ることができる。初日はブラジル側から見学をした。
見よ、この大迫力、これが悪魔ののどぶえだ 大爆音と共に流れ落ちる滝は圧巻。最近は水量が多くないらしいが、それでも全身びしょ濡れ状態になった。広角レンズ(11mm)を持って行ったのだが、もっと広角レンズが欲しいくらいのパノラマ大迫力だった
滝を見た後は、写真右のように、ボートで滝が落ちてくるポイントまで行った。落ちてくる滝の水量の多さに目も開けられない・息も出来なかった。もちろん、全身ずぶ濡れ状態。だけど、これが一番印象に残るアトラクションだった・・・
このボートに乗る場所までジャングルの中をジープで下っていくのだが、イグアスのジャングルには豹・毒蛇・毒蜘蛛などがいるらしい。アマゾンに負けず劣らずのジャングルじゃないかぁ、と思った。。。
翌日はアルゼンチン側に渡っての見学となった。
アルゼンチン側は、遊歩道などもあってキレイに整備された国立公園になっている。イグアスの滝の約70%はアルゼンチン側にあるらしく、公園も非常に広大だ。広すぎるので、公園内は鉄道で移動する。写真右は、1993年(?)の大洪水で流された古い橋の残骸。
アルゼンチン側から見た悪魔ののどぶえ。とにかく水しぶきが凄くって、まともに写真が撮れない。レンズに水しぶきが沢山付いているのが分かるだろう。。。
滝が落ちたあと、写真の奥の方へ向かって流れていく。無数の滝が川に流れ落ちて行くのが分かるだろう。ちなみに、写真の右側は昨日訪れたブラジル側の見学ポイント。
ジャングルから流れ出す滝。不思議なのは、どうしてここだけ、こういう地形をしていたのか?ということ。大小合わせて300もの滝が存在しているとのこと。写真的には非常に絵になるシーンだ。
イグアス近辺に生息する動物。アリなんて体長2cmくらいある超デカサイズだ。オオトカゲ・鳥、はたまたワニまで居たから驚きだ。ワニは体長1.5mくらいの結構デカイやつだ。
イグアスに滞在したのが12/31-1/2だったので、年越しdinnerがホテルで込み込みになっていた。右から「海老の滝・スーパーデカイ魚の焼き物・子豚(?)とジャガイモの混ぜ物」。どれも豪快な作り方だ。味はまぁまぁと言ったところかぁ。。。
一つ意外だったのがワイン。写真右はブラジルワインだ。ブラジル全土で飲むチャンスがあったのだが、ブラジルがワインを造っているとは知らなかった。南米のワインの産地で有名なのはアルゼンチンとチリだ。テイスト的には、味が若いアルゼンチンワインに似ていて、全般的にドライなテイストだった。ま、それはブドウの品種にもよるだろうからねぇ・・・
そして12/31の夜は、毎年恒例のカウントダウン + 花火が上がる。イグアスは田舎の街だったので大した規模の花火ではなかったが、リオのコパカパーナビーチでは大勢の人が海岸に集まってきて盛大な花火大会となっているのをTVが中継していた。1日違いで見ることが出来なかったのは残念だったけど・・・ でも居たとしても多分危険なので行かないように、とか言われたんだろうなぁと思った。
こうして今年のXmas vacationはブラジルで過ごした。やっぱ、アマゾンとイグアスの体験は、日常の生活から大きくかけ離れているから、非常に印象深かった。リオは、それはそれで良かったのだが、都会ということもあって他ほどの印象はない。大自然と大都会、ブラジルは本当に大きな国だと実感。機会があったらまた来ようと思う (仕事は色々と難しいことが多いので、次の赴任先にならないように祈っていよう。。。)
現地を訪れる前、イグアスのイメージは「轟音と共に落ちる滝」というイメージしか持っていなかった。それはそれで正しいのだが、実はイグアスの滝はジャングルの中にある。
飛行機からのイグアスの全景。まさにジャングルの中に大河が一本あり、それがスドォーンと落ちる場所がイグアスの滝なのだ。
イグアスの滝は、ブラジル側とアルゼンチン側の両方から見ることができる。初日はブラジル側から見学をした。
見よ、この大迫力、これが悪魔ののどぶえだ 大爆音と共に流れ落ちる滝は圧巻。最近は水量が多くないらしいが、それでも全身びしょ濡れ状態になった。広角レンズ(11mm)を持って行ったのだが、もっと広角レンズが欲しいくらいのパノラマ大迫力だった
滝を見た後は、写真右のように、ボートで滝が落ちてくるポイントまで行った。落ちてくる滝の水量の多さに目も開けられない・息も出来なかった。もちろん、全身ずぶ濡れ状態。だけど、これが一番印象に残るアトラクションだった・・・
このボートに乗る場所までジャングルの中をジープで下っていくのだが、イグアスのジャングルには豹・毒蛇・毒蜘蛛などがいるらしい。アマゾンに負けず劣らずのジャングルじゃないかぁ、と思った。。。
翌日はアルゼンチン側に渡っての見学となった。
アルゼンチン側は、遊歩道などもあってキレイに整備された国立公園になっている。イグアスの滝の約70%はアルゼンチン側にあるらしく、公園も非常に広大だ。広すぎるので、公園内は鉄道で移動する。写真右は、1993年(?)の大洪水で流された古い橋の残骸。
アルゼンチン側から見た悪魔ののどぶえ。とにかく水しぶきが凄くって、まともに写真が撮れない。レンズに水しぶきが沢山付いているのが分かるだろう。。。
滝が落ちたあと、写真の奥の方へ向かって流れていく。無数の滝が川に流れ落ちて行くのが分かるだろう。ちなみに、写真の右側は昨日訪れたブラジル側の見学ポイント。
ジャングルから流れ出す滝。不思議なのは、どうしてここだけ、こういう地形をしていたのか?ということ。大小合わせて300もの滝が存在しているとのこと。写真的には非常に絵になるシーンだ。
イグアス近辺に生息する動物。アリなんて体長2cmくらいある超デカサイズだ。オオトカゲ・鳥、はたまたワニまで居たから驚きだ。ワニは体長1.5mくらいの結構デカイやつだ。
イグアスに滞在したのが12/31-1/2だったので、年越しdinnerがホテルで込み込みになっていた。右から「海老の滝・スーパーデカイ魚の焼き物・子豚(?)とジャガイモの混ぜ物」。どれも豪快な作り方だ。味はまぁまぁと言ったところかぁ。。。
一つ意外だったのがワイン。写真右はブラジルワインだ。ブラジル全土で飲むチャンスがあったのだが、ブラジルがワインを造っているとは知らなかった。南米のワインの産地で有名なのはアルゼンチンとチリだ。テイスト的には、味が若いアルゼンチンワインに似ていて、全般的にドライなテイストだった。ま、それはブドウの品種にもよるだろうからねぇ・・・
そして12/31の夜は、毎年恒例のカウントダウン + 花火が上がる。イグアスは田舎の街だったので大した規模の花火ではなかったが、リオのコパカパーナビーチでは大勢の人が海岸に集まってきて盛大な花火大会となっているのをTVが中継していた。1日違いで見ることが出来なかったのは残念だったけど・・・ でも居たとしても多分危険なので行かないように、とか言われたんだろうなぁと思った。
こうして今年のXmas vacationはブラジルで過ごした。やっぱ、アマゾンとイグアスの体験は、日常の生活から大きくかけ離れているから、非常に印象深かった。リオは、それはそれで良かったのだが、都会ということもあって他ほどの印象はない。大自然と大都会、ブラジルは本当に大きな国だと実感。機会があったらまた来ようと思う (仕事は色々と難しいことが多いので、次の赴任先にならないように祈っていよう。。。)
2009年01月09日
ブラジル旅行記 #2 - Rio de Janeiro
ブラジル2ヶ所目の滞在先はリオ・デ・ジャネイロだ。「リオのカーニバル」で有名な都市だ。
旅行記の前にちょっとだけリオの街について触れておこう。現在700万人超の人口を持ち、名前の由来はポルトガル語で「Rio=川、de=~の、Janeiro=1月、つまり1月の川」。その理由だが、昔ポルトガル人が1502年1月ここに辿り着いた際、リオの湾を川だと勘違いしたことが名前の由来だ。日系人は、昔は多く居たらしいのだが、現在では企業駐在員も含め、サンパウロの方へ移動し、現在では約1万人くらいの日本人が住んでいる。ま、一言で言うと大都会の街である。
4日間の滞在のうち、リオ市内観光・コパカパーナビーチでのんびり滞在・地方都市=ペトロポリナス観光などを楽しんだ。
リオの市内観光・・・
ボン・ジ・アスーカル。リオ市内が一望できる高台にあり、ケーブルカーで上っていく。ちょっと雲が多かったのが残念だった。。。
マラカナンスタジアム。10万人収容の世界最大のサッカースタジアム。年末の時期はシーズン中断の時期でピッチレベルまで降りて見学が出来る。真ん中はブラジル代表のユニーフォームを着たパフォーマンスをするおじさん。ブラジル代表の過去の栄光を示す写真が廊下一面に張られている。
リオのカーニバルが行われるストリート。全長600mくらいの短いストリートを1.5時間かけて踊りまくりながら移動する。リオのカーニバルでは1チーム1.5時間の持ち時間と制限があるとのこと。
コルコバードの丘のキリスト像。新世界七不思議の一つに選ばれた。曇っていて、シャッターチャンスが少なかった。。。
夜に見に行ったサンバショー。市内でやっている唯一のサンバショーステージらしいのだが、観光客はみんなこれを見に来るらしい。正確に言うと、ブラジル各地の民族舞踊を見せてくれて最後の半分が完全にサンバの世界となる。下段右写真の踊りだが、昔黒人奴隷たちが息抜きに遊びでやっていた足だけを使う格闘技を踊り化したもの。かなり躍動感にあふれたダンスだった。
翌日は一日コパカパーナビーチでのんびりと過ごしたのだが、写真が一枚もない。理由は盗難の危険が高いからカメラは持っていかない方が良いとのアドバイスからだ。ブラジルでは貧富の差が激しい。それはメキシコでも同じなのだが、違うのは「コソドロ(ブラジル)、誘拐(メキシコ)」ということだ。ナイフ・拳銃を突きつけて金品を強奪するので非常に危険。なので最初から持って行かない方が良いということだ。昼間は安全そうなのだが、早朝・夕方~夜は非常に危険らしい。でもコパカパーナビーチは本当に美しかった。2日ほど早朝に全長4kmのビーチをジョギングしたのだが、清々しい気持ちにさせてくれた。メキシコでは無味乾燥のroom runnerで走っているから、本当に清々しい気分だった。
日帰りでペトロポリナスという地方都市へ観光に行ってきた。この街は元々王族の避暑地として栄えた街なのだ。18世紀、ナポレオン仏軍に攻められたポルトガル皇室は一時ブラジルに避難した。その後、皇太子だけブラジルに残り独立を宣言、ドン・ペドロ1世としてブラジル初代皇帝に即位した。その後70年ほど帝政が続いたが、1889年に陸軍のクーデターにより共和制へとなった。
上段写真は、王族が使用していた宮殿で、今は博物館となっている。めちゃくちゃ広かった・・・ 王族が使用していた馬車と家族写真。
ペトロポリナスは、元が避暑地ということもあってノンビリした雰囲気が漂う街だ。町中に水路が張り巡らされていて、家も可愛らしいデザインのものが多い。この街も、メキシコ同様に、教会が建てられそこを中心に街が発展していったという歴史を持つ。
ブラジルはコーヒーの一大原産国なのは有名な話だが、チョコレートも盛んに作られていて、国中どこででもチョコを売っている。ここ、ペトロポリナスでもお土産物屋でも一番人気が高かったのがチョコだった(写真下段)
最後となったが、リオで食したブラジル料理をご紹介。
●左がMuqueca(ムケカ)と言って、魚介類のスープ。これを独特の調味料を混ぜて白飯にかけて食べるのだが、まるでカレーみたいだ。非常に美味しかった。
●右はカイピリーニャというお酒で、カシャーサという38度くらいある原酒にライムをいっぱい搾り、グラニュー糖をたっぷりと入れて出来上がり。非常に甘いテイストで、ジン&ライムをもっと甘くした感じのお酒だ。女性向けのお酒という感じだ。
●写真を撮るのを忘れてしまったのだが・・・ シュラスコ(=ブラジリアンステーキ)も勿論食べた。特に美味しかったのは「鳥の心臓、牛のコブ」。チャンスがあれば是非ご賞味あれ。
ふぅ~、また書きすぎてしまった 旅も大詰め。次回は最後のポイント、イグアスの旅行記を書こうと思う
旅行記の前にちょっとだけリオの街について触れておこう。現在700万人超の人口を持ち、名前の由来はポルトガル語で「Rio=川、de=~の、Janeiro=1月、つまり1月の川」。その理由だが、昔ポルトガル人が1502年1月ここに辿り着いた際、リオの湾を川だと勘違いしたことが名前の由来だ。日系人は、昔は多く居たらしいのだが、現在では企業駐在員も含め、サンパウロの方へ移動し、現在では約1万人くらいの日本人が住んでいる。ま、一言で言うと大都会の街である。
4日間の滞在のうち、リオ市内観光・コパカパーナビーチでのんびり滞在・地方都市=ペトロポリナス観光などを楽しんだ。
リオの市内観光・・・
ボン・ジ・アスーカル。リオ市内が一望できる高台にあり、ケーブルカーで上っていく。ちょっと雲が多かったのが残念だった。。。
マラカナンスタジアム。10万人収容の世界最大のサッカースタジアム。年末の時期はシーズン中断の時期でピッチレベルまで降りて見学が出来る。真ん中はブラジル代表のユニーフォームを着たパフォーマンスをするおじさん。ブラジル代表の過去の栄光を示す写真が廊下一面に張られている。
リオのカーニバルが行われるストリート。全長600mくらいの短いストリートを1.5時間かけて踊りまくりながら移動する。リオのカーニバルでは1チーム1.5時間の持ち時間と制限があるとのこと。
コルコバードの丘のキリスト像。新世界七不思議の一つに選ばれた。曇っていて、シャッターチャンスが少なかった。。。
夜に見に行ったサンバショー。市内でやっている唯一のサンバショーステージらしいのだが、観光客はみんなこれを見に来るらしい。正確に言うと、ブラジル各地の民族舞踊を見せてくれて最後の半分が完全にサンバの世界となる。下段右写真の踊りだが、昔黒人奴隷たちが息抜きに遊びでやっていた足だけを使う格闘技を踊り化したもの。かなり躍動感にあふれたダンスだった。
翌日は一日コパカパーナビーチでのんびりと過ごしたのだが、写真が一枚もない。理由は盗難の危険が高いからカメラは持っていかない方が良いとのアドバイスからだ。ブラジルでは貧富の差が激しい。それはメキシコでも同じなのだが、違うのは「コソドロ(ブラジル)、誘拐(メキシコ)」ということだ。ナイフ・拳銃を突きつけて金品を強奪するので非常に危険。なので最初から持って行かない方が良いということだ。昼間は安全そうなのだが、早朝・夕方~夜は非常に危険らしい。でもコパカパーナビーチは本当に美しかった。2日ほど早朝に全長4kmのビーチをジョギングしたのだが、清々しい気持ちにさせてくれた。メキシコでは無味乾燥のroom runnerで走っているから、本当に清々しい気分だった。
日帰りでペトロポリナスという地方都市へ観光に行ってきた。この街は元々王族の避暑地として栄えた街なのだ。18世紀、ナポレオン仏軍に攻められたポルトガル皇室は一時ブラジルに避難した。その後、皇太子だけブラジルに残り独立を宣言、ドン・ペドロ1世としてブラジル初代皇帝に即位した。その後70年ほど帝政が続いたが、1889年に陸軍のクーデターにより共和制へとなった。
上段写真は、王族が使用していた宮殿で、今は博物館となっている。めちゃくちゃ広かった・・・ 王族が使用していた馬車と家族写真。
ペトロポリナスは、元が避暑地ということもあってノンビリした雰囲気が漂う街だ。町中に水路が張り巡らされていて、家も可愛らしいデザインのものが多い。この街も、メキシコ同様に、教会が建てられそこを中心に街が発展していったという歴史を持つ。
ブラジルはコーヒーの一大原産国なのは有名な話だが、チョコレートも盛んに作られていて、国中どこででもチョコを売っている。ここ、ペトロポリナスでもお土産物屋でも一番人気が高かったのがチョコだった(写真下段)
最後となったが、リオで食したブラジル料理をご紹介。
●左がMuqueca(ムケカ)と言って、魚介類のスープ。これを独特の調味料を混ぜて白飯にかけて食べるのだが、まるでカレーみたいだ。非常に美味しかった。
●右はカイピリーニャというお酒で、カシャーサという38度くらいある原酒にライムをいっぱい搾り、グラニュー糖をたっぷりと入れて出来上がり。非常に甘いテイストで、ジン&ライムをもっと甘くした感じのお酒だ。女性向けのお酒という感じだ。
●写真を撮るのを忘れてしまったのだが・・・ シュラスコ(=ブラジリアンステーキ)も勿論食べた。特に美味しかったのは「鳥の心臓、牛のコブ」。チャンスがあれば是非ご賞味あれ。
ふぅ~、また書きすぎてしまった 旅も大詰め。次回は最後のポイント、イグアスの旅行記を書こうと思う
2009年01月08日
ブラジル旅行記 #1
Feliz Ano 2009!!!
スペイン語で「Happy New Year 2009」という意味だ。皆さんはXmas休暇をどのように過ごしましたか? 我が家では毎年この時期は南米へ旅行に行っている。メキシコにいるという(日本からよりは)立地条件的に近いし、赴任期間も限られているからそのチャンスを有効活用しようということで。昨年はアルゼンチン、そして今年はブラジルへと旅行に行ってきた。
広大なブラジルではマナウス(=アマゾン)、リオ、イグアスの3ヶ所を回ったが、特にアマゾン・イグアスでの体験は大自然を大いに満喫した価値の高いものだった。コンテンツ・写真が盛り沢山なので3回に分けて旅行記を綴ろうと思う。最初は大自然いっぱいのアマゾン紀行だ。
私たちが泊まったホテルはAriau Amazon Towerというジャングルのど真ん中に立地するホテルで、マナウスのダウンタウンから船で2.5時間ほどアマゾン川を上流へ上った所にあるジャングル以外には何もない所だ。なのでジャングル体験を大いに満喫することができた。
ここが泊まったホテル。高床式になっていて崩れ落ちないか?と心配になる構造だったが、これはアマゾンの伝統的な建築様式らしい。アマゾン川は年間に10mも水位が上下するのでこの様式らしい。ちなみに12月は最低水位の時期らしい。人に慣れているリス猿たちが観光客の到着を歓迎してくれる。
到着した翌日は多くのアクティビティを満喫した。
アマゾンのジャングルは歩くには非常に危険な場所だ。至る所に猛毒を持った動物・昆虫・植物がある。なので通常の交通手段は船・ボートとなる。川にもピラニア・ワニ・アナコンダなど無数の危険な魚・動物がいるのだが、陸よりはマシということだろう。ちなみに私たちが泊まったホテルのそばを流れるのは正確にはネグロ川(=黒い川)で、そこから30kmくらい下流でソリモインス川と合流してアマゾン川となる。
まずは午前中にジャングルトレッキングへ行った。前出の通り、ジャングルは非常に危険である。中段左の写真のアリ、何気ないアリに見えるのだが実は猛毒を持ったアリで、噛まれると5分足らずで死に至るという超危険なアリなのだ。それ以外にも猛毒の蛇・カエル・植物・・・ 慣れているガイドでさえ、自分が知っている道にしか絶対に入らないという。
トレッキング前のガイドからの指示は、「私が通った道にそれないで付いてくること・色がカラフルなものほど猛毒を持っている危険が高いので絶対に触らないこと・犬が吼えたりしたら蛇がいる可能性が高いので絶対に動かないこと・・・」などなど緊張感を持ったトレッキングだった。ちなみに写真の犬が私たちを先導してくれた犬だ。ジャングルでは鼻の効く犬が非常に頼りになる。
一方で、ジャングルの中はというと「ものすごい湿気・大量の蚊・とてつもないデカイ木や見たことない植物」など未知の体験ばかりだった。ただ、人間の住める場所ではないなぁ・・・というのが感想
トレッキング後、ガイドがタピオカのお菓子を作ってくれた。が、、、これも気をつけねばならない。中段右の写真の汁を絞っている写真だが、この時点では猛毒を持った状態。それをナベで炒っていくつかの工程を重ねて下段左の写真のお菓子となる。これ自体は甘さ控えめで非常に美味しかった。アマゾンで生きるには大いなる知恵と工夫が必要だと実感した。
午後になって原住民のお宅訪問へ行った。ここ自体はジャングルを切り開いて作ったという感じで、ジャングルの中という訳ではないのだが、もちろんジャングルはすぐ隣にある場所だ。この村には総勢20人くらいの人が住んでいるらしく、もとはアマゾンはゴム採掘で有名な場所であった。ゴムの木から白い液体を取り出し(真ん中写真)、火で炒ってゴムをつくる(右写真)というシンプルな工程だ。17-18世紀には全世界のゴムの8割をアマゾンで生産していたらしいが、その後、イギリス人の手でマレーシアなどの東南アジアでゴム生産が始まったことでアマゾンでの生産は衰退したらしい。今では細々とやっている程度とのこと。
そして夕方~夜にかけて、ピラニア釣り・ワニツアーへ行った。
ピラニア釣りでは、結局1時間くらいの釣りでは私たちは一匹も連れなかったが、同船してた他の人が見事にピラニアを2匹も釣り上げた。一目瞭然、かなり鋭い歯で獰猛さが伝わってくる。釣りの前の注意事項も「釣ったら、絶対に自分で針を外さないで!! 指を食いちぎられるから。」とのこと。ちなみにナマズもよく釣れるらしく、他の人はナマズを釣っていた。息子Rはそれを持ってハイ・チーズ。
夜のワニツアーでは1時間くらい探してやっと1匹捕らえることができた。体長60cmくらいの小型のワニで、アマゾンには多数生息している。捕獲後、生態に関する話を1時間ほど聞いたのだが、子供のころはピラニアの餌食になることが多いらしいのだが成人すると逆にピラニアを食べてしまうらしい。また普段は人間に襲い掛かることは稀だが、油断してると指くらいは軽く喰いちぎられるから(写真撮影のために)抱く時もメチャクチャ緊張した。表面は非常に硬質の皮で外的からの攻撃に耐えれるという感じ。また食べることもできるそうで、特に尾尻の部分が肉が詰まって美味しいらしい。
突然だが、アマゾン川の生態系の頂点に立つ生き物は何だとお思いだろうか ピラニア・ワニ・アナコンダ・・・ 答えはピンクイルカとのこと。以外な答えだと私は思ったのだが、ピンクイルカは体長1mちょいくらいで雑食性らしく何でも食べてしまうらしい。だから、ピンクイルカを飼育している周りは危険ではないらしい。以外な発見だった
最後にアマゾンの伝統的な食事をご紹介しよう。左がピラニアスープ。釣ったピラニアをそのままスープにしてくれた。ピラニア自体は小骨が多くて食べるのに苦労したが、味は美味しかった。そして真ん中がピラルクーという魚。体長が3-4mにもなる生きた化石と言われている巨大魚だ。味自体は”ぎゅ、っと肉が詰まった白身魚”という感じで少々パサパサ感があった。鯛に味が似てるかなぁ~と思った。右はSKOLというブラジルビール。味的には薄い・さっぱり系の味だ。旅行中は大変お世話になったビールだ。
ふぅ~、、、自分で内容を振り返っても満載すぎるくらいだが、それくらい都会生活では絶対に味わえない未知の体験が多かったということだろう。時間は掛かったけど行った価値は非常に高かった。
次回は寄港地は都会の町、リオ・デ・ジャネイロの旅行記を記そうと思う
スペイン語で「Happy New Year 2009」という意味だ。皆さんはXmas休暇をどのように過ごしましたか? 我が家では毎年この時期は南米へ旅行に行っている。メキシコにいるという(日本からよりは)立地条件的に近いし、赴任期間も限られているからそのチャンスを有効活用しようということで。昨年はアルゼンチン、そして今年はブラジルへと旅行に行ってきた。
広大なブラジルではマナウス(=アマゾン)、リオ、イグアスの3ヶ所を回ったが、特にアマゾン・イグアスでの体験は大自然を大いに満喫した価値の高いものだった。コンテンツ・写真が盛り沢山なので3回に分けて旅行記を綴ろうと思う。最初は大自然いっぱいのアマゾン紀行だ。
私たちが泊まったホテルはAriau Amazon Towerというジャングルのど真ん中に立地するホテルで、マナウスのダウンタウンから船で2.5時間ほどアマゾン川を上流へ上った所にあるジャングル以外には何もない所だ。なのでジャングル体験を大いに満喫することができた。
ここが泊まったホテル。高床式になっていて崩れ落ちないか?と心配になる構造だったが、これはアマゾンの伝統的な建築様式らしい。アマゾン川は年間に10mも水位が上下するのでこの様式らしい。ちなみに12月は最低水位の時期らしい。人に慣れているリス猿たちが観光客の到着を歓迎してくれる。
到着した翌日は多くのアクティビティを満喫した。
アマゾンのジャングルは歩くには非常に危険な場所だ。至る所に猛毒を持った動物・昆虫・植物がある。なので通常の交通手段は船・ボートとなる。川にもピラニア・ワニ・アナコンダなど無数の危険な魚・動物がいるのだが、陸よりはマシということだろう。ちなみに私たちが泊まったホテルのそばを流れるのは正確にはネグロ川(=黒い川)で、そこから30kmくらい下流でソリモインス川と合流してアマゾン川となる。
まずは午前中にジャングルトレッキングへ行った。前出の通り、ジャングルは非常に危険である。中段左の写真のアリ、何気ないアリに見えるのだが実は猛毒を持ったアリで、噛まれると5分足らずで死に至るという超危険なアリなのだ。それ以外にも猛毒の蛇・カエル・植物・・・ 慣れているガイドでさえ、自分が知っている道にしか絶対に入らないという。
トレッキング前のガイドからの指示は、「私が通った道にそれないで付いてくること・色がカラフルなものほど猛毒を持っている危険が高いので絶対に触らないこと・犬が吼えたりしたら蛇がいる可能性が高いので絶対に動かないこと・・・」などなど緊張感を持ったトレッキングだった。ちなみに写真の犬が私たちを先導してくれた犬だ。ジャングルでは鼻の効く犬が非常に頼りになる。
一方で、ジャングルの中はというと「ものすごい湿気・大量の蚊・とてつもないデカイ木や見たことない植物」など未知の体験ばかりだった。ただ、人間の住める場所ではないなぁ・・・というのが感想
トレッキング後、ガイドがタピオカのお菓子を作ってくれた。が、、、これも気をつけねばならない。中段右の写真の汁を絞っている写真だが、この時点では猛毒を持った状態。それをナベで炒っていくつかの工程を重ねて下段左の写真のお菓子となる。これ自体は甘さ控えめで非常に美味しかった。アマゾンで生きるには大いなる知恵と工夫が必要だと実感した。
午後になって原住民のお宅訪問へ行った。ここ自体はジャングルを切り開いて作ったという感じで、ジャングルの中という訳ではないのだが、もちろんジャングルはすぐ隣にある場所だ。この村には総勢20人くらいの人が住んでいるらしく、もとはアマゾンはゴム採掘で有名な場所であった。ゴムの木から白い液体を取り出し(真ん中写真)、火で炒ってゴムをつくる(右写真)というシンプルな工程だ。17-18世紀には全世界のゴムの8割をアマゾンで生産していたらしいが、その後、イギリス人の手でマレーシアなどの東南アジアでゴム生産が始まったことでアマゾンでの生産は衰退したらしい。今では細々とやっている程度とのこと。
そして夕方~夜にかけて、ピラニア釣り・ワニツアーへ行った。
ピラニア釣りでは、結局1時間くらいの釣りでは私たちは一匹も連れなかったが、同船してた他の人が見事にピラニアを2匹も釣り上げた。一目瞭然、かなり鋭い歯で獰猛さが伝わってくる。釣りの前の注意事項も「釣ったら、絶対に自分で針を外さないで!! 指を食いちぎられるから。」とのこと。ちなみにナマズもよく釣れるらしく、他の人はナマズを釣っていた。息子Rはそれを持ってハイ・チーズ。
夜のワニツアーでは1時間くらい探してやっと1匹捕らえることができた。体長60cmくらいの小型のワニで、アマゾンには多数生息している。捕獲後、生態に関する話を1時間ほど聞いたのだが、子供のころはピラニアの餌食になることが多いらしいのだが成人すると逆にピラニアを食べてしまうらしい。また普段は人間に襲い掛かることは稀だが、油断してると指くらいは軽く喰いちぎられるから(写真撮影のために)抱く時もメチャクチャ緊張した。表面は非常に硬質の皮で外的からの攻撃に耐えれるという感じ。また食べることもできるそうで、特に尾尻の部分が肉が詰まって美味しいらしい。
突然だが、アマゾン川の生態系の頂点に立つ生き物は何だとお思いだろうか ピラニア・ワニ・アナコンダ・・・ 答えはピンクイルカとのこと。以外な答えだと私は思ったのだが、ピンクイルカは体長1mちょいくらいで雑食性らしく何でも食べてしまうらしい。だから、ピンクイルカを飼育している周りは危険ではないらしい。以外な発見だった
最後にアマゾンの伝統的な食事をご紹介しよう。左がピラニアスープ。釣ったピラニアをそのままスープにしてくれた。ピラニア自体は小骨が多くて食べるのに苦労したが、味は美味しかった。そして真ん中がピラルクーという魚。体長が3-4mにもなる生きた化石と言われている巨大魚だ。味自体は”ぎゅ、っと肉が詰まった白身魚”という感じで少々パサパサ感があった。鯛に味が似てるかなぁ~と思った。右はSKOLというブラジルビール。味的には薄い・さっぱり系の味だ。旅行中は大変お世話になったビールだ。
ふぅ~、、、自分で内容を振り返っても満載すぎるくらいだが、それくらい都会生活では絶対に味わえない未知の体験が多かったということだろう。時間は掛かったけど行った価値は非常に高かった。
次回は寄港地は都会の町、リオ・デ・ジャネイロの旅行記を記そうと思う