2008年09月08日
ペルー人の部下
8月の頭にペルーから来た人が新しく私の部下になった。ラテン地域間の人材シャッフルプログラムを会社が行っており、その一環でメキシコに来たのだ。たまたま私のチームに空きがあって、経験・能力も申し分なかったので私のチームに加わって貰うことにした。その彼が、先週金曜に突然
「昼飯を一緒に外に食べに行きませんか?」
と誘ってきた。通常は社食が建物内にある為、手短にそこで済ますのだが、改めて「外に」と言われると、何か相談したいことでもあるのかな?と変に勘ぐってしまった。理由についてはレストランに到着して初めて分かったのだが・・・
行った先は会社の近くのペルー料理レストラン。前に行ったことのあるLa Marというレストランの真向かいくらいにの所にあるSegundo Muelloというレストランだ。彼に言わすと、La Marより本物のペルー料理らしい。
さて、席に着き、全てのメニューセレクションは彼に任せる。そりゃ、そっちの方が美味しいモノを食べれそうだからね。彼がオーダーしたのは、、、
レチェ デ ティグレ(直訳=トラのミルク、食前ドリンクでレモン・塩・生魚などをミキサーにかけたもの。メニューには載っておらず、ペルーではどのレストランにもオリジナルのレチェ デ ティグレが置いてあるらしい)
セビチェ マリスコス(魚介類のマリネ)
名前不明(みる貝とチーズ、中のみる貝はほとんど生、上に乗っているチーズだけ一瞬焼いて溶けてある。冷・熱の程よいコンビネーションが美味い)
トクチュク カマロン(メインで、米と豆を混ぜて押し寿司みたいに上から圧迫する。その上にカマロン(=エビ)が乗っている。米と豆の組み合わせって初めて食べたけど、これは美味だ)
さて、食事をしながら本題に入ろうと思い、機を見計らって
「どうした、何かあった?」
と半分勘ぐりながら聞くと、不思議そうな顔をしながら
「特に・・・」
との答え。そのうちに彼も私の意図を察したらしく、あぁーという顔をして
「ペルーでは食事をもてなして感謝の意を示すのが習慣で、食事は非常に大事なんです」
との答え。そう言えば、その日の午前中の会議で、他チームとの(少々後ろ向きな)会議で彼のミスをカバーして何とか最後は丸く収めたっけ。私は上司としては当り前のことをしただけなのだが、彼にはそれが恩義と映ったらしい。
ペルー人と付き合うのは初めてだが、意外(と言っては失礼だが・・・)と日本人と感覚が近いものを持っていると思った。同じラテンアメリカと言えど、メキシコ人とはまた違った感覚だ。正直驚いたのと勉強になった。
それと、前々から彼が本当のペルー料理を私に食べさせたいと言っていたのを思い出した。きっと今回が彼にとってちょうど良い機会となったのだろう。
ま、てな感じで金曜の昼メシを意外な形で終わらせ午後の仕事に戻った。しっかし、結局その日も夜の10時半まで会社に居たけど・・・ 仕事は相変わらずラクにならないなぁ
「昼飯を一緒に外に食べに行きませんか?」
と誘ってきた。通常は社食が建物内にある為、手短にそこで済ますのだが、改めて「外に」と言われると、何か相談したいことでもあるのかな?と変に勘ぐってしまった。理由についてはレストランに到着して初めて分かったのだが・・・
行った先は会社の近くのペルー料理レストラン。前に行ったことのあるLa Marというレストランの真向かいくらいにの所にあるSegundo Muelloというレストランだ。彼に言わすと、La Marより本物のペルー料理らしい。
さて、席に着き、全てのメニューセレクションは彼に任せる。そりゃ、そっちの方が美味しいモノを食べれそうだからね。彼がオーダーしたのは、、、
レチェ デ ティグレ(直訳=トラのミルク、食前ドリンクでレモン・塩・生魚などをミキサーにかけたもの。メニューには載っておらず、ペルーではどのレストランにもオリジナルのレチェ デ ティグレが置いてあるらしい)
セビチェ マリスコス(魚介類のマリネ)
名前不明(みる貝とチーズ、中のみる貝はほとんど生、上に乗っているチーズだけ一瞬焼いて溶けてある。冷・熱の程よいコンビネーションが美味い)
トクチュク カマロン(メインで、米と豆を混ぜて押し寿司みたいに上から圧迫する。その上にカマロン(=エビ)が乗っている。米と豆の組み合わせって初めて食べたけど、これは美味だ)
さて、食事をしながら本題に入ろうと思い、機を見計らって
「どうした、何かあった?」
と半分勘ぐりながら聞くと、不思議そうな顔をしながら
「特に・・・」
との答え。そのうちに彼も私の意図を察したらしく、あぁーという顔をして
「ペルーでは食事をもてなして感謝の意を示すのが習慣で、食事は非常に大事なんです」
との答え。そう言えば、その日の午前中の会議で、他チームとの(少々後ろ向きな)会議で彼のミスをカバーして何とか最後は丸く収めたっけ。私は上司としては当り前のことをしただけなのだが、彼にはそれが恩義と映ったらしい。
ペルー人と付き合うのは初めてだが、意外(と言っては失礼だが・・・)と日本人と感覚が近いものを持っていると思った。同じラテンアメリカと言えど、メキシコ人とはまた違った感覚だ。正直驚いたのと勉強になった。
それと、前々から彼が本当のペルー料理を私に食べさせたいと言っていたのを思い出した。きっと今回が彼にとってちょうど良い機会となったのだろう。
ま、てな感じで金曜の昼メシを意外な形で終わらせ午後の仕事に戻った。しっかし、結局その日も夜の10時半まで会社に居たけど・・・ 仕事は相変わらずラクにならないなぁ
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