2009年07月08日
メキシコ国内旅行記 -クエルナバカ
先週より、家族が夏休みの一時帰国で日本に帰っちゃったので、今は一人で羽を伸ばしちゅうなのだ・・・
最近久しく一眼レフを片手に旅に出ていなかったし、家族の誰もが行かな~い、と言うから、先週末は会社の同僚F君と日帰りで一眼レフ写真ツアーに行ってきた。行った先はクエルナバカという、メキシコシティーから車で2時間弱の所にある地方の小都市。平均気温が20℃で寒暖の差が少なく、常春の街として、メキシコシティーに住む富裕層に好まれ、多くの別荘などがあって週末は結構な人が訪れる街だ。また、少し郊外に足を伸ばせば遺跡・修道院群が点在しており、メキシコシティーの喧騒とした雰囲気を避けてのんびりとするのは非常に良い街である。ま、この辺は全部『地球の・・・』の説明文そのまんまなんだけどね・・・ 前にBBQをやりに行ったことがあったが、今回は一眼レフを片手に観光ポイントを中心に周ってきた。
最初に訪れたクエルナバカの郊外の町、テポソトラン。何が有名という訳ではなかったが、最初のランディングポイントとして訪れてみた。下段写真の如く、とてもノンビリした雰囲気が漂う町だった。町の市場(=メルカド)のタコス屋で見つけたのが上段写真真ん中。分かりづらいかもしれないが、子牛が丸々一匹調理されている。頭蓋骨と目が生々しく残っていたから、結構グロテスクな写真だ。よ~く見たい方は、一旦自分のPCに写真をダウンロードして貰えば詳細まで見えると思う。
昼食のために立ち寄ったCocoyoc(ココヨック)というホテル。元は修道院かアシエンダか何かだった建物を改装して、今はホテルとして使っている。緑豊かな広大な敷地内に沢山のプールとゴルフクラブが併設されたリゾートホテルという感じ。庭で写真を撮ってたら怒られたけど・・・ キレイな景色なんだから、ケチいこと言うなって・・・
午後はクエルナバカのセントロへと入って行った。
最初に訪れたのはPalacio de Cortez (=コルテス宮殿)というところ。Cortezとは、かの有名なスペイン征服軍の大将、エルナン・コルテスのこと。この場所には元々はアステカの神殿があったが、コルテスが征服後、それを全部壊してその石を使ってこの要塞風宮殿を建てた。なんとも蛮行である。下の写真は、原住民を奴隷として使うスペイン征服軍の様子を描いた壁画。こういった壁画は、特に国立宮殿でよく見られる。歴史は勝った者が作るというが、正にそれを現す壁画だと思った。
次に訪れたのは教会(=カテドラル)。スペイン征服後に作られた街は、必ず教会が街の真ん中に建ち、そこを中心に街が広がっていったという歴史的背景がある。なのでメキシコの地方都市を訪れたら、必ず教会を訪れる。ここの教会の印象は、内装にあまり金細工が多く施されていないなぁ・・・と思った。メキシコにある教会は、たいてい金々ピカピカに内装が施されているというイメージだったので、少々テイストが違う。
また、『地球の・・・』によれば、この教会はアメリカ大陸の中でも最古の教会のひとつらしく(1529年築)で、豊臣 秀吉による長崎26聖人処刑を題材にした壁画がある。はっきりとは分からなかったが、多分右写真の壁画がそれのことだと思う。これが壁画の題材になった理由は、メキシコ人宣教師がその中に含まれていたからだ、とも言われている。。。
最後に訪れたポイントがサンアントンの滝(=Salto de San Anton)。ここは、会社の同僚KNGさんが「是非訪れてみて」とお勧めを出してくれたポイント。じゃあ行ってみよう、と勇んで行った。ところが、、、ここに落とし穴あり。セントロから近いんだと思って歩いていったら全然到着しない・・・ 結局30分くらい歩いてやっと到着。滝自体は(多少水が汚いけど・・・)清涼感のある感じで良いのだが、これ以外は何もない。。。30分かけて歩いてきた割には・・・という感じだった。やられましたよ、KNGさん。。。
印象としてはメキシコの地方の小都市と言った感じ。メキシコに住んでれば、バケーション・観光などで一度は訪れても良い場所だろうが、まぁ一回で十分かなぁ、と言ったところ。日本など遠くから来た人が行くほどではないなぁ。
最近久しく一眼レフを片手に旅に出ていなかったし、家族の誰もが行かな~い、と言うから、先週末は会社の同僚F君と日帰りで一眼レフ写真ツアーに行ってきた。行った先はクエルナバカという、メキシコシティーから車で2時間弱の所にある地方の小都市。平均気温が20℃で寒暖の差が少なく、常春の街として、メキシコシティーに住む富裕層に好まれ、多くの別荘などがあって週末は結構な人が訪れる街だ。また、少し郊外に足を伸ばせば遺跡・修道院群が点在しており、メキシコシティーの喧騒とした雰囲気を避けてのんびりとするのは非常に良い街である。ま、この辺は全部『地球の・・・』の説明文そのまんまなんだけどね・・・ 前にBBQをやりに行ったことがあったが、今回は一眼レフを片手に観光ポイントを中心に周ってきた。
最初に訪れたクエルナバカの郊外の町、テポソトラン。何が有名という訳ではなかったが、最初のランディングポイントとして訪れてみた。下段写真の如く、とてもノンビリした雰囲気が漂う町だった。町の市場(=メルカド)のタコス屋で見つけたのが上段写真真ん中。分かりづらいかもしれないが、子牛が丸々一匹調理されている。頭蓋骨と目が生々しく残っていたから、結構グロテスクな写真だ。よ~く見たい方は、一旦自分のPCに写真をダウンロードして貰えば詳細まで見えると思う。
昼食のために立ち寄ったCocoyoc(ココヨック)というホテル。元は修道院かアシエンダか何かだった建物を改装して、今はホテルとして使っている。緑豊かな広大な敷地内に沢山のプールとゴルフクラブが併設されたリゾートホテルという感じ。庭で写真を撮ってたら怒られたけど・・・ キレイな景色なんだから、ケチいこと言うなって・・・
午後はクエルナバカのセントロへと入って行った。
最初に訪れたのはPalacio de Cortez (=コルテス宮殿)というところ。Cortezとは、かの有名なスペイン征服軍の大将、エルナン・コルテスのこと。この場所には元々はアステカの神殿があったが、コルテスが征服後、それを全部壊してその石を使ってこの要塞風宮殿を建てた。なんとも蛮行である。下の写真は、原住民を奴隷として使うスペイン征服軍の様子を描いた壁画。こういった壁画は、特に国立宮殿でよく見られる。歴史は勝った者が作るというが、正にそれを現す壁画だと思った。
次に訪れたのは教会(=カテドラル)。スペイン征服後に作られた街は、必ず教会が街の真ん中に建ち、そこを中心に街が広がっていったという歴史的背景がある。なのでメキシコの地方都市を訪れたら、必ず教会を訪れる。ここの教会の印象は、内装にあまり金細工が多く施されていないなぁ・・・と思った。メキシコにある教会は、たいてい金々ピカピカに内装が施されているというイメージだったので、少々テイストが違う。
また、『地球の・・・』によれば、この教会はアメリカ大陸の中でも最古の教会のひとつらしく(1529年築)で、豊臣 秀吉による長崎26聖人処刑を題材にした壁画がある。はっきりとは分からなかったが、多分右写真の壁画がそれのことだと思う。これが壁画の題材になった理由は、メキシコ人宣教師がその中に含まれていたからだ、とも言われている。。。
最後に訪れたポイントがサンアントンの滝(=Salto de San Anton)。ここは、会社の同僚KNGさんが「是非訪れてみて」とお勧めを出してくれたポイント。じゃあ行ってみよう、と勇んで行った。ところが、、、ここに落とし穴あり。セントロから近いんだと思って歩いていったら全然到着しない・・・ 結局30分くらい歩いてやっと到着。滝自体は(多少水が汚いけど・・・)清涼感のある感じで良いのだが、これ以外は何もない。。。30分かけて歩いてきた割には・・・という感じだった。やられましたよ、KNGさん。。。
印象としてはメキシコの地方の小都市と言った感じ。メキシコに住んでれば、バケーション・観光などで一度は訪れても良い場所だろうが、まぁ一回で十分かなぁ、と言ったところ。日本など遠くから来た人が行くほどではないなぁ。