2008年11月25日
オアハカ
最近仕事が忙しくって、随分とブログをご無沙汰していた気がする・・・ でもlife in Mexicoはちゃっかり楽しんでました、はい。
11月の中旬の3連休を利用してメキシコ南東部にあるオアハカという街に行ってきた。「地球・・・」によると、標高は1550m、先住民の比率が最も高く、スペインと先住民の文化が交わる民族色豊かなメキシコの魅力を凝縮した街とのことだ。ちなみに、メキシコシティーからは飛行機で約1時間くらいの所で、ヨーロッパ・アメリカからの観光客がワンサカ居た。
オアハカには観光ポイントが大枠で2つある。一つは郊外、もう一つはセントロ(ダウンタウン)だ。私は初日は郊外のスポットから旅をスタートさせた。
最初のポイントは「Mitla(ミトラ)」という遺跡。これも「地球・・・」によると、9-12世紀にサポテコ人という(マヤ人以前)の先住民が祭祀センターとして街を建設し、生贄の儀式も頻繁に行われていたらしい。その多くの生贄の死体の数に、スペイン人宣教師が驚いて再度封印してしまったという話も残っている。
幾何学模様が特徴の建築物だが、建築技術そのものは高度な物と推測できる。写真的には、ちょっと天気が悪かったのが残念だった・・・
次に訪れたのがテキーラショップと絨毯屋。テキーラって、テキーラ村だけでしか作られていないと思っていたが、テキーラの元となるAgaveも畑で栽培されている本物だった。しかも、通常テキーラより10%もアルコール度数が高い(=48%) はっきり言って消毒液に近い味だった。。。
店内の風景は”魚眼レンズ”で撮影してみた。古ぼけたbarという感じの店作りだ。上段一番右が「Mitleno」というアルコール度数=48度のテキーラで下段が店の入口。メキシコちっくな店構えだ。
そして絨毯屋では、いまだに機織り機で一枚一枚手作りをしているのには驚いた・・・ 1時間くらい工程をスペイン語で説明してくれる。全部は分からなかったが、染色などは興味深かった。店の外はのどかな畑が広がる景色だ。
次に訪れたポイントは「El Ture(=The Tree)」という場所。ここにあるArbol del Tuleという木、南北アメリカ大陸で一番大きな木らしく、樹齢2千年以上(詳細不明)、高さ42m、幹周り58m、重量550トンにも達する超巨大な木だ。
横に建っているのは教会だが、以下にこの木がデカイか比べてもよーく分かる。幹もムチャクチャでかく、写真右の幹の一部なんて潰れてしまって何だかよく分からない・・・
初日、最後に訪れたのは「Monte Alban(モンテ・アルバン)」という遺跡。これまた「地球・・・」によると、紀元前500年ころより前出サポテコ人が都市を建築し、マヤ文明以前で中央アメリカ最古の遺跡らしい。サポテコ人は、この場所を埋葬の場として利用していたらしく、170ほどの墳墓が発見されている。また、天文学が発達しており、春分・秋分の時のみ日が沈むように設計・建築された天文台があるなど、かなりの高度な文明であったと思われる。
一番大きい写真が広場全体を撮影したもの。一番手前にある矢印みたいな建物が、前出の「春分・秋分の日にのみ・・・」という天文台。ここ自体、ダウンタウンより高台になっている。また至る所に墓標と思われる絵が描かれた石盤が転がっていた。
ここも、日が照ったり陰ったりで、写真撮影には非常に気を使う天候だった。いまいち写真のデキに納得していない・・・
ということで、初日は遺跡見学を中心にオアハカを楽しんだ。いわゆる「スペイン人が来る前」の歴史だ。次回はオアハカのダウンタウンとオアハカ料理に関して書いてみようと思う
11月の中旬の3連休を利用してメキシコ南東部にあるオアハカという街に行ってきた。「地球・・・」によると、標高は1550m、先住民の比率が最も高く、スペインと先住民の文化が交わる民族色豊かなメキシコの魅力を凝縮した街とのことだ。ちなみに、メキシコシティーからは飛行機で約1時間くらいの所で、ヨーロッパ・アメリカからの観光客がワンサカ居た。
オアハカには観光ポイントが大枠で2つある。一つは郊外、もう一つはセントロ(ダウンタウン)だ。私は初日は郊外のスポットから旅をスタートさせた。
最初のポイントは「Mitla(ミトラ)」という遺跡。これも「地球・・・」によると、9-12世紀にサポテコ人という(マヤ人以前)の先住民が祭祀センターとして街を建設し、生贄の儀式も頻繁に行われていたらしい。その多くの生贄の死体の数に、スペイン人宣教師が驚いて再度封印してしまったという話も残っている。
幾何学模様が特徴の建築物だが、建築技術そのものは高度な物と推測できる。写真的には、ちょっと天気が悪かったのが残念だった・・・
次に訪れたのがテキーラショップと絨毯屋。テキーラって、テキーラ村だけでしか作られていないと思っていたが、テキーラの元となるAgaveも畑で栽培されている本物だった。しかも、通常テキーラより10%もアルコール度数が高い(=48%) はっきり言って消毒液に近い味だった。。。
店内の風景は”魚眼レンズ”で撮影してみた。古ぼけたbarという感じの店作りだ。上段一番右が「Mitleno」というアルコール度数=48度のテキーラで下段が店の入口。メキシコちっくな店構えだ。
そして絨毯屋では、いまだに機織り機で一枚一枚手作りをしているのには驚いた・・・ 1時間くらい工程をスペイン語で説明してくれる。全部は分からなかったが、染色などは興味深かった。店の外はのどかな畑が広がる景色だ。
次に訪れたポイントは「El Ture(=The Tree)」という場所。ここにあるArbol del Tuleという木、南北アメリカ大陸で一番大きな木らしく、樹齢2千年以上(詳細不明)、高さ42m、幹周り58m、重量550トンにも達する超巨大な木だ。
横に建っているのは教会だが、以下にこの木がデカイか比べてもよーく分かる。幹もムチャクチャでかく、写真右の幹の一部なんて潰れてしまって何だかよく分からない・・・
初日、最後に訪れたのは「Monte Alban(モンテ・アルバン)」という遺跡。これまた「地球・・・」によると、紀元前500年ころより前出サポテコ人が都市を建築し、マヤ文明以前で中央アメリカ最古の遺跡らしい。サポテコ人は、この場所を埋葬の場として利用していたらしく、170ほどの墳墓が発見されている。また、天文学が発達しており、春分・秋分の時のみ日が沈むように設計・建築された天文台があるなど、かなりの高度な文明であったと思われる。
一番大きい写真が広場全体を撮影したもの。一番手前にある矢印みたいな建物が、前出の「春分・秋分の日にのみ・・・」という天文台。ここ自体、ダウンタウンより高台になっている。また至る所に墓標と思われる絵が描かれた石盤が転がっていた。
ここも、日が照ったり陰ったりで、写真撮影には非常に気を使う天候だった。いまいち写真のデキに納得していない・・・
ということで、初日は遺跡見学を中心にオアハカを楽しんだ。いわゆる「スペイン人が来る前」の歴史だ。次回はオアハカのダウンタウンとオアハカ料理に関して書いてみようと思う