2011年07月13日
欧州caravan-2 ~ Wimbledon
欧州Caravan 第二弾…
スペインで美味しいモノをたらふく食べた後は、UKへ移動した。LuckyにもUKには週末を含む5日間滞在することが出来た。
生まれて初めてのUK上陸… って言っても、特に感動深いモノではないのだが、1つ大きなサプライズが今回はあった。
何と、 Wimbledon Center Courtのチケットが幸運にも入手出来たのだ!!
会社の同僚にも「Super lucky ticketだ。どうやって取ったんだ???」と驚かれた。なんてことはない、online ticketで買ったんだけど、それがそもそも全然取れない代物らしい… 私は(その時だけ)相当幸運の持ち主だったようだ。ま、なにはともあれ、行ってきました、初のWimbledon Center Court!!
じゃ~ん!! 外から見たセンターコート。蔦が絡まって、それが伝統的な雰囲気を醸し出しているねぇ~。
Fred Perryの像、Wimbledon 2011を象った花壇、有名なイチゴのコンデンスミルク掛け。イチゴは、行ったら記念に必ず食べとけと言った所かぁ… ま、完全に“おのぼりさん”状態だった。
有名なHenman Hill。そしてスコアボード。この前日に、何とFedererがTuongaに驚きの敗退… そのスコアボードを記念にパシャリ。でも非常に残念だった。
サテライトコートをフラフラ歩いていたら、何と Rafael Nadalが練習してるじゃないかぁ!! 軽く流す感じだったが、それでもボールの回転の量と当たり方が半端無く凄い!!さすが、世界で一番テニスが上手い人です。。。こういうシーンが普通に、しかも直ぐ傍で見られるんだから素晴らしい環境だ。
私が行ったのはWomens Singles Semifinalの日で、試合としてはダブルスやBoys・Girls singlesの試合が多かった。それでも、私なんかから比べたら雲泥のテニスの腕前で、参考になる点は多々あり見入ってしまった。
一方で、、、サテライトコートだとコートサイドまで近寄れる近さで、本当に20-30cm先に選手がいる。これほど近いと、本当にボールの回転・軌道とかが見えて迫力満点だ。
ってな感じで一通りサテライトコートを回った後は、お目当てのセンターコートで試合観戦。この日の試合は、、、
第一試合: アザレンカ vs クビトバ
アザレンカって、1球目から打つ度に声上げてるから、観客も大笑い状態… でもサーブ・ストローク共に、ダイナミックでスピード感のあるショットを放っていた。
でも、本当に驚いたのはクビトバのテニスだった。私は彼女のテニスを、TV観戦も含めて初めて見たのだが、左利きでキレのあるサーブと超ハードヒットフォアが持ち味だ。特にサーブでは、(意外もに?)デュースコートからのセンターのサーブが強烈で、フォアは、あのハードヒッター・アザレンカを上回る超ハードヒッターだ。試合運びにもセンスが感じられ、テニス玄人うけするテニスをするという印象だった。
第一セットはクビトバが、第二セットはアザレンカが取っての最終セット… 相変わらずのハードヒット合戦が続くも、最後はアザレンカのダブルフォルトで決着。最終セットは、クビトバが2ブレークを決めた訳だから、クビトバ強し!! という印象だけが残った試合だった。
第二試合: シャラポア vs リシツキ
まず驚いたのが「シャラポア、でけぇ~!!」。第一試合の二人も、恐らく180cmくらいはあるのではという長身だが、シャラポアは見た感じからして2人よりもデカイ!! 対戦相手のリシツキが170cmくらいしか(→それでも170cmもある!!)なかったから、尚さらでかく見えた。ただ、ちょっと遠くて可愛さのほどまでは見えなかったが…
試合の方は、立ち上がりリシツキ優勢(→ というか、シャラポアのミスばかり目立つ)だったが、さすがトップ選手・シャラポアで、そこからの修正・立ち直りは見事!! 試合運びという点で勉強する点が多々ある試合だった。リシツキって、予選勝者(or LL)だったみたい… ベスト4は立派な成績だが、さすがにこの辺のラウンドでトップ選手との対戦は難しかったかぁ… そのくらい、見た感じは差がある試合だった。
女子準決勝を見た後での私の感想は、「恐らくクビトバの優勝」だった。確かにシャラポアのハードヒットも健在だったが、それ以上のハードヒットと試合運びの上手さを感じたのがクビトバだった。案の定、翌々日の決勝では、クビトバがストレートで勝利・初優勝を飾っている。あの決勝の結果は、準決勝を見てれば容易に想像がつく結果だった。
その他では、女子ダブルスも観戦できて、対戦は「リシツキ・ストーザー vs ペトロバ・ロディオノバ」という、シングルスでも活躍する選手同士の対戦。それも5-6m先には見えそうという距離感で、ボールの軌道がはっきりと見える位置で観戦出来た。ま、、、私はダブルスにはあんまり興味はないので、第一セット終わったら出てきてしまったけど。。。
いやぁ~、この観戦は思いがけないモノだった。やっぱここにいると伝統を感じるのは当たり前で、逆に全てが“伝統”で説明できるという感じがした。こんなチャンスは2度とないし、それをラッキィーにもモノに出来た自分の幸運にも正直驚きだ。
で、、、サプライズはそれだけではなかった。UKに赴任中の会社の同僚でテニスをする人が居て、週末もUKにstayするからテニスをやろうと誘った所、彼が用意してくれたコートは、何と芝のコート!!
ん… 何とも美しく、感動モノだ!!ゴルフのグリーンの上でテニスをするようなものだ。もちろん、生まれて初めての経験。奥に見えるのは、Wimbledon Center Courtで、ここのテニスクラブはWimbledonに隣接するテニスクラブだ。
で、芝コートでテニスをやってみての感想は、、、「すんげぇ~難しい」。見た目は美しい緑だが、けっこうデコボコがあってイレギュラーバウンドが激しい。なので、中々クリーンヒットが出来ない。ハードコート育ちの私には、正直クレーより難しいと思った。でも、人生の中で芝のおコートでテニスできる機会なんてそんなにあるもんじゃない。これは良い経験 + 思い出になった。Thank you, JA!!
最後は余談… テニスは200%満足したUKだったが、ことメシに関してはロクな話は聞かないのUKの特徴。滞在中は、一回だけ、かの有名な“Fish and Chips”を食べたが、その他は日本食・ピザ・韓国焼肉など、UKメシとは無縁の生活を送った。
そんな中… とあるCafeでクロワッサンのサンドイッチを「温めて」とオーダーして出てきたのが
ペッチャンコになったクロワッサンが… これはセンスねぇだろう… UKのメシがマズイのは、イギリス人の味覚も去ることながら、文化的にメシを楽しく食べようという習慣がないのだろう、と思った。あぁ、恐るべしUKメシ。
ってな感じで終わったUK滞在。また来年にこのタイミングで都合良く出張があることを願って、PUBで乾杯っ!!
(キャラバンはまだまだ続く…)
スペインで美味しいモノをたらふく食べた後は、UKへ移動した。LuckyにもUKには週末を含む5日間滞在することが出来た。
生まれて初めてのUK上陸… って言っても、特に感動深いモノではないのだが、1つ大きなサプライズが今回はあった。
何と、 Wimbledon Center Courtのチケットが幸運にも入手出来たのだ!!
会社の同僚にも「Super lucky ticketだ。どうやって取ったんだ???」と驚かれた。なんてことはない、online ticketで買ったんだけど、それがそもそも全然取れない代物らしい… 私は(その時だけ)相当幸運の持ち主だったようだ。ま、なにはともあれ、行ってきました、初のWimbledon Center Court!!
じゃ~ん!! 外から見たセンターコート。蔦が絡まって、それが伝統的な雰囲気を醸し出しているねぇ~。
Fred Perryの像、Wimbledon 2011を象った花壇、有名なイチゴのコンデンスミルク掛け。イチゴは、行ったら記念に必ず食べとけと言った所かぁ… ま、完全に“おのぼりさん”状態だった。
有名なHenman Hill。そしてスコアボード。この前日に、何とFedererがTuongaに驚きの敗退… そのスコアボードを記念にパシャリ。でも非常に残念だった。
サテライトコートをフラフラ歩いていたら、何と Rafael Nadalが練習してるじゃないかぁ!! 軽く流す感じだったが、それでもボールの回転の量と当たり方が半端無く凄い!!さすが、世界で一番テニスが上手い人です。。。こういうシーンが普通に、しかも直ぐ傍で見られるんだから素晴らしい環境だ。
私が行ったのはWomens Singles Semifinalの日で、試合としてはダブルスやBoys・Girls singlesの試合が多かった。それでも、私なんかから比べたら雲泥のテニスの腕前で、参考になる点は多々あり見入ってしまった。
一方で、、、サテライトコートだとコートサイドまで近寄れる近さで、本当に20-30cm先に選手がいる。これほど近いと、本当にボールの回転・軌道とかが見えて迫力満点だ。
ってな感じで一通りサテライトコートを回った後は、お目当てのセンターコートで試合観戦。この日の試合は、、、
第一試合: アザレンカ vs クビトバ
アザレンカって、1球目から打つ度に声上げてるから、観客も大笑い状態… でもサーブ・ストローク共に、ダイナミックでスピード感のあるショットを放っていた。
でも、本当に驚いたのはクビトバのテニスだった。私は彼女のテニスを、TV観戦も含めて初めて見たのだが、左利きでキレのあるサーブと超ハードヒットフォアが持ち味だ。特にサーブでは、(意外もに?)デュースコートからのセンターのサーブが強烈で、フォアは、あのハードヒッター・アザレンカを上回る超ハードヒッターだ。試合運びにもセンスが感じられ、テニス玄人うけするテニスをするという印象だった。
第一セットはクビトバが、第二セットはアザレンカが取っての最終セット… 相変わらずのハードヒット合戦が続くも、最後はアザレンカのダブルフォルトで決着。最終セットは、クビトバが2ブレークを決めた訳だから、クビトバ強し!! という印象だけが残った試合だった。
第二試合: シャラポア vs リシツキ
まず驚いたのが「シャラポア、でけぇ~!!」。第一試合の二人も、恐らく180cmくらいはあるのではという長身だが、シャラポアは見た感じからして2人よりもデカイ!! 対戦相手のリシツキが170cmくらいしか(→それでも170cmもある!!)なかったから、尚さらでかく見えた。ただ、ちょっと遠くて可愛さのほどまでは見えなかったが…
試合の方は、立ち上がりリシツキ優勢(→ というか、シャラポアのミスばかり目立つ)だったが、さすがトップ選手・シャラポアで、そこからの修正・立ち直りは見事!! 試合運びという点で勉強する点が多々ある試合だった。リシツキって、予選勝者(or LL)だったみたい… ベスト4は立派な成績だが、さすがにこの辺のラウンドでトップ選手との対戦は難しかったかぁ… そのくらい、見た感じは差がある試合だった。
女子準決勝を見た後での私の感想は、「恐らくクビトバの優勝」だった。確かにシャラポアのハードヒットも健在だったが、それ以上のハードヒットと試合運びの上手さを感じたのがクビトバだった。案の定、翌々日の決勝では、クビトバがストレートで勝利・初優勝を飾っている。あの決勝の結果は、準決勝を見てれば容易に想像がつく結果だった。
その他では、女子ダブルスも観戦できて、対戦は「リシツキ・ストーザー vs ペトロバ・ロディオノバ」という、シングルスでも活躍する選手同士の対戦。それも5-6m先には見えそうという距離感で、ボールの軌道がはっきりと見える位置で観戦出来た。ま、、、私はダブルスにはあんまり興味はないので、第一セット終わったら出てきてしまったけど。。。
いやぁ~、この観戦は思いがけないモノだった。やっぱここにいると伝統を感じるのは当たり前で、逆に全てが“伝統”で説明できるという感じがした。こんなチャンスは2度とないし、それをラッキィーにもモノに出来た自分の幸運にも正直驚きだ。
で、、、サプライズはそれだけではなかった。UKに赴任中の会社の同僚でテニスをする人が居て、週末もUKにstayするからテニスをやろうと誘った所、彼が用意してくれたコートは、何と芝のコート!!
ん… 何とも美しく、感動モノだ!!ゴルフのグリーンの上でテニスをするようなものだ。もちろん、生まれて初めての経験。奥に見えるのは、Wimbledon Center Courtで、ここのテニスクラブはWimbledonに隣接するテニスクラブだ。
で、芝コートでテニスをやってみての感想は、、、「すんげぇ~難しい」。見た目は美しい緑だが、けっこうデコボコがあってイレギュラーバウンドが激しい。なので、中々クリーンヒットが出来ない。ハードコート育ちの私には、正直クレーより難しいと思った。でも、人生の中で芝のおコートでテニスできる機会なんてそんなにあるもんじゃない。これは良い経験 + 思い出になった。Thank you, JA!!
最後は余談… テニスは200%満足したUKだったが、ことメシに関してはロクな話は聞かないのUKの特徴。滞在中は、一回だけ、かの有名な“Fish and Chips”を食べたが、その他は日本食・ピザ・韓国焼肉など、UKメシとは無縁の生活を送った。
そんな中… とあるCafeでクロワッサンのサンドイッチを「温めて」とオーダーして出てきたのが
ペッチャンコになったクロワッサンが… これはセンスねぇだろう… UKのメシがマズイのは、イギリス人の味覚も去ることながら、文化的にメシを楽しく食べようという習慣がないのだろう、と思った。あぁ、恐るべしUKメシ。
ってな感じで終わったUK滞在。また来年にこのタイミングで都合良く出張があることを願って、PUBで乾杯っ!!
(キャラバンはまだまだ続く…)
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