サラリーマンの海外赴任テニス日記 世界を舞台に（？）根無し草みたいに転戦するサラリーマンのテニス諸々ストーリー。ただ今、アメリカ→メキシコと転戦中･･･ 2010年7月から、転戦場所が「日本」と決まった。

先週末の日曜の生活は、まるで学生みたいだったなぁ…と振り返って思ったのでブログに書いておこうと思う。

まず朝練テニス。朝6時～9時までシングルスをぶっとおしで3時間。レベルも高くて、また最近の調子の悪さをふっとばす出来で満足度の高い内容だった。

帰ってきたら、毎週恒例の息子との週末ジョギング。今週は珍しくカミさんも走るというから家族でのジョギング。もちろん、私はそれだけでは物足りずで追加で走って合計11kmジョギング。

そして午後、、、近くに住むメキシコ時代の友人家族と蒲田で家族ボーリング + カラオケ + B級グルメで食い倒れコース。3時間テニスに11kmジョギングと何の罪悪感もなしに食った食った羽餃子にB級グルメ中華。まるで学生の生活だよ。。。

そろそろ歳も歳だから、大人しくした方が良いんじゃないだろうかぁ… いえいえ、体が動くうちは全然行っちゃいますっ！！ 今週末も朝7時からテニスの予定だしねっ！！

すったもんだの末に再会を果たした私達… 翌日から東京観光アテンドに付きっきり状態。

まず初日は、東京の歴史の夜明けを学んでもらうために両国・浅草方面を観光。江戸東京博物館で東京の歴史を学んで貰い、隅田川沿いを3kmくらい散歩しながら浅草観光。横目にスカイツリーも見れて、中々の観光コースだった。

博物館での写真。英語のボランティアガイドもあって、ここ中々ナイスですっ！！


スカイツリーもまじかで見れて、ちょうど桜も（満開とまではいかなかったけれど…）見れて中々のナイスな景色だった。


翌日は、趣向を変えて近代的な東京を観光。行った先は渋谷～原宿～表参道ルート。いきなり渋谷のテニスショップでErikaがウェアのお買いもの。値段的にはメキシコとさして変わらないんだけど、種類の豊富さがメキシコとは段違い！！ それが日本のショッピングの特徴だと教える格好の材料となった。
渋谷の高層ビルとTeenager culture、原宿のちょっと独特なファッションと竹下通り、表参道の高級ショップ街… 中々面白い組み合わせのルートだった。


火曜～木曜はちょっと郊外へ足を伸ばす。行った先は、箱根～横浜～鎌倉観光。


箱根で泊った「旅館」が結構気に入ったみたい。最初大浴場は大丈夫だろうかぁ…と思ったが、相当気に行ったみたいで、我々同様に晩朝と2度風呂。畳部屋も印象的だったみたいだ。
翌日の富士山観光もまたブラボーって感じで、かなり満足度は高かったみたいだ。ただ、ちょっと寒かったのが難点…


横浜に帰ってきて、Yokohama Royal Park Hotel（→ ランドマークの50～70Fにあるホテル）へstay。ナイスな夜景を楽しんでもらおうと思って。ちなみに、平日だとお一人様 6,000円と破格値！！ これはお得感満点。
実は… 翌日聞いたのだが、Sergioは高所恐怖症とのこと。ゴメン、Sergio。それを知ってれば別のアレンジしたのに…


翌日は鎌倉観光。至る所で桜が満開で、古都の景色と抜群に合う。北鎌倉～鶴岡八幡宮、江ノ電乗って大仏見て、最後は海岸沿いを歩いて鎌倉まで帰ってくるというルート。結構歩きました。。。大仏が一番印象的だったみたい。


東京に帰ってきて、Erikaがお茶を立てたいと言うから調べてみたら八芳園でそのコースがあるとのこと。普段なら絶対に行かない八芳園へ行ってきました。

お茶にも満足、日本庭園にも満足で、こんなまじかで満足できる場所があったんだぁ…って感じ。

この日の午前中は、テニス友達なんで、久しぶりのテニスで対戦。この夫婦、結構レベルは高くて私もメキシコの時は対戦では負け越していた感じだが、ここ日本では（標高の差・ホームコートアドバンテージもあって）キッチリと勝たせて貰いました。でも良いね、こうやってテニスがまた出来て。。。

東京最後の日は、この時期の風物詩・花見宴会とメイド萌え萌えを見せたくって、上野～秋葉原ルートを観光して来た。

上野恩賜公園で何故日本人が花見をして宴会するか、という話をしたけど、いまいちピンと来てなかった感じかなぁ～。でも本当に1年で素晴らしい時期に日本に来てるんだよぉ～ということは分かって貰いたくってね。
そう言えば、、、御徒町でErikaがLVの中古バックをご購入。カミさんに後で聞いたのだが、①メキシコのLV価格はメチャクチャ高くて本当の金持ちしか買えない ②中古品が（信頼性の問題から）流通してない、でErikaクラスでは到底手が出ない代物らしい。ところが、日本には手頃価格の中古品があり、それもメキシコ人の感覚からしたら全然美品状態。彼女にしてみれば「ここは買い！！」だったんだろう。
この後、秋葉原まで歩いてメイド姿の女の子 ＋ 電気街（=秋葉原 今昔）を見て貰う。メイドはちょっと理解不能だったかなぁ…


ってな感じで、普段自分達が行かない所にも行けて、こちらにも刺激的な１週間だった。
食事系で言うと、彼らは何でも日本食をトライしたのだが、もっとも気に行ったのは「蕎麦・ラーメン・エイヒレ・梅酒・あんこ系和菓子」辺り。メキシコ人のテイストは濃い味系・甘党でこの辺は納得。一方で、、、面白かったのが、マグロ赤身とトロの味の区別が付かなかったこと。濃い味で育った彼らにしてみれば、この程度では薄味で味の見分けが出来ない。寿司屋に行って値段の違いは品質の違いと教えたが、それが分からなければ高い金を出す意味はなく、赤身で十分というのは面白かった。


という感じで、あっという間に過ぎ去った１週間だった。最初はどうなることやら…と不安もあったが、最後はアミ～ゴだよ。久しぶりのスペイン語での１週間も脳みそには中々の良い刺激だった。彼らも、日本という国・人の「おもてなし文化」にとても好印象を持って貰ったと思う。この翌週も関西・広島で楽しんで、今週に無事メキシコへ帰ったみたいだ。
Sergio y Erika、ホント来てくれてありがとね。僕ら家族も久しぶりの再会、楽しかったよ。次回はPueblaでの再会かな… Keep in touch thru facebook!!

3.31から、メキシコ時代のテニス友達夫婦、SergioとErikaが初めて日本に旅行に来てくれた。本当は昨年来ようと計画してたが震災で延期せざるを得ず、今年1年越しでやっと実現させることが出来たのだ。

準備段階から色々と通じない部分があって、大丈夫かぁ～？？？って感じ。彼らは1週間＠東京、1週間＠関西・広島エリア、と2週間の滞在計画で、最初は（感覚分からないから）全部のスケジュールのアレンジを頼まれる… それは無理と断って、何とか関西・広島に関しては事前に旅行会社に半日・1日ツアーを申し込んで貰ったりした。でも、東京は完全に私達任せ。日本人なら普通行きたい場所とかをガイドブックで調べてくるよねぇ… そんな感じは全くなし。そんなんで良いんかい…？ って感じ。

さぁ、到着の日。品川のプリンスホテルロビーで夕方に待ち合わせたのだが、全然到着しない。待ち合わせ時間より1.5時間くらい遅れてやっと電話が来たと思ったら未だ成田空港にいるとのこと。事情を聴くと、Sergioは早朝に既に到着してたのだが、Erikaのフライトが行方不明に… 取り敢えずSergioだけ品川に向かうとのことで、結局3時間くらい遅れてやっと会えた。
次にErikaの居場所を探さなければならず… 彼女は日本で繋がる携帯を持っていない、現金を持っていない。。。持っているのはカードとパソコン。何とか繋がってくれぇ～と祈って私の携帯まで電話してとメールした所、奇跡的に連絡が取れた。なんと、親切な日本人の方が携帯を貸してくれたらしい… 日本人ってなんと親切な国民性だ、と私も思った。結局会えたのは6時間おくれの夜11時。話を聞くと、強風の影響で乗っていたフライトが関空へ避難着陸、2時間くらい待ってやっと成田へ向けて出発したらしい。そう言えば、その日は強風が吹き荒れてたっけ。。。

ホント、想定外のトラブル続きでここまで予定通りに行かないものかぁ・・・って感じの来日と再会だった。到着早々に日本への印象が悪くなってなければ良いがなぁ・・・だった。

（続く・・・）