2009年04月21日
メキシコ・チャレンジャー大会
先週末、我がクラブ(・・・と言っても別の支店)でATPツアーのチャレンジャー大会があったので、勉強も兼ねて決勝戦を見に行って来た。
この大会、日本から添田 豪選手・三橋 淳選手が参加してたから楽しみにしていた。結果は、添田選手は本戦第三シードが付いてたが一回戦負け、三橋選手は予選一回戦負けだった。残念、、、メキシコの高地にやられたのだろう。
日本人以外にもタイから有名選手が来ていた。ダブルス巧者のラティワナ兄弟、ダナイ・ウドムチョクなど、テニスフリークなら日本でも聞き覚えのある名前だろう。ウドムチョクはシングルスで準決勝まで残ったが、決勝へは進めず。でも、ラティワナ兄弟は、6-3, 6-3で見事ダブルス優勝を成し遂げた
I-formationで有名なラティワナ兄弟。彼ら、80%くらいはこのI-formationで戦っていた。長年の経験・息が合ってるなど、見ごたえが沢山あった。
表彰式の様子。双子だけあってソックリ ウェアも一緒だから全く区別付かない。。。唯一違ったのが、サーブの打ち方。一人(→ どっちか分からん・・・)は左足を引き寄せるタイプ、もう一人は両足固定タイプ。でも、それ以外はホント全部一緒
シングルスで決勝に残ったのは、ベルギーのNormanという身長2mくらいある大男で、左利きの強烈なサーブを武器にサーブ・アンド・ボレー、フラット系ストロークが持ち味だ。もう一人は、南米ウルグアイから来たFelderという、これまた小柄な170cmくらいでクレーコート育ちと思われるスピン系ストロークを中心に粘りを身上とするストローカーだ。
左がNorman、右がFelder。身長差、約30cmはあったろう。Jrと大人にも見えた。Normanなんて反則かぁ・・・と思えるほど、コートの内側に入ってゆうゆうとサーブを打っている。方やFelderは小柄なのでサーブに威力はないが、サーブのプレースメントとその後のストローク展開で粘りを見せる。
結果は、、、
Norman 6-4, 6-7(8), 7-5 Felder
第一・第三セットで大男・Normanがワンブレークずつを決めて試合をモノにした。残念ながら「柔よく剛を制す」とは行かなかった。ま、テニスは身長高い方が有利なスポーツだから、簡単にそういう訳には行かないだろう・・・
でもFelderも良く粘っていた。Normanのフラット系ストロークの弱点(=安定性のなさ)を見抜いて、我慢強く粘りを見せていた。股抜きパッシングショットも2回くらい披露してくれたし、ラテン出身だから応援もお客さんの6割はFelderに付いていたと思う。でも、最後はサーブでやられたという印象だった。
Normanを見ていて勉強になると思ったのはネットプレー。2mもある大男がローボレーを膝を曲げて柔らかいスライスタッチで返すのは、テニスの基本を思い出させてくれる。また、ネットへ積極的に出て行く辺りは参考になった。
優勝者スピーチでNormanが話しをしていたのが、14回目のチャレンジャー大会への挑戦で今回が初めての優勝だったらしい。何歳かは知らないが、これまでプロの世界で苦労を重ねたんだろう。奥さんと生まれたばかりの赤ちゃんもスタンドで応援してから、勝った瞬間は相当嬉しかったに違いないね。
本戦シングルスのドロー表。全部で32本、添田選手は#9にいる。メキシコというロケーション的に、基本的には南米系の選手のエントリーが多い。
こうやってプロの試合を見るのは大変勉強になる。願わくば、日本の選手 or 知っている選手が出ていると嬉しいのだが・・・ でも料金はタダだから、それも良しとしよう。添田選手には来年は是非頑張って欲しい。
タダでこのレベルのプロの試合を見れるのだから良い環境だ。日本はどうなのだろう・・・? チャレンジャーの試合でも観客から料金を取るのだろうか・・・?
最後に・・・ 全然テニスとは関係ないが、近くの美味いイタリアン料理があるというので遅い昼メシ(or 早い夜メシ ?)を食べて帰る。美味いピザとパスタを食べながらワイン・テキーラを飲んでテニスの試合をカミサンと一緒に振り返った。あぁ・・・ 幸せなりぃ~
この大会、日本から添田 豪選手・三橋 淳選手が参加してたから楽しみにしていた。結果は、添田選手は本戦第三シードが付いてたが一回戦負け、三橋選手は予選一回戦負けだった。残念、、、メキシコの高地にやられたのだろう。
日本人以外にもタイから有名選手が来ていた。ダブルス巧者のラティワナ兄弟、ダナイ・ウドムチョクなど、テニスフリークなら日本でも聞き覚えのある名前だろう。ウドムチョクはシングルスで準決勝まで残ったが、決勝へは進めず。でも、ラティワナ兄弟は、6-3, 6-3で見事ダブルス優勝を成し遂げた
I-formationで有名なラティワナ兄弟。彼ら、80%くらいはこのI-formationで戦っていた。長年の経験・息が合ってるなど、見ごたえが沢山あった。
表彰式の様子。双子だけあってソックリ ウェアも一緒だから全く区別付かない。。。唯一違ったのが、サーブの打ち方。一人(→ どっちか分からん・・・)は左足を引き寄せるタイプ、もう一人は両足固定タイプ。でも、それ以外はホント全部一緒
シングルスで決勝に残ったのは、ベルギーのNormanという身長2mくらいある大男で、左利きの強烈なサーブを武器にサーブ・アンド・ボレー、フラット系ストロークが持ち味だ。もう一人は、南米ウルグアイから来たFelderという、これまた小柄な170cmくらいでクレーコート育ちと思われるスピン系ストロークを中心に粘りを身上とするストローカーだ。
左がNorman、右がFelder。身長差、約30cmはあったろう。Jrと大人にも見えた。Normanなんて反則かぁ・・・と思えるほど、コートの内側に入ってゆうゆうとサーブを打っている。方やFelderは小柄なのでサーブに威力はないが、サーブのプレースメントとその後のストローク展開で粘りを見せる。
結果は、、、
Norman 6-4, 6-7(8), 7-5 Felder
第一・第三セットで大男・Normanがワンブレークずつを決めて試合をモノにした。残念ながら「柔よく剛を制す」とは行かなかった。ま、テニスは身長高い方が有利なスポーツだから、簡単にそういう訳には行かないだろう・・・
でもFelderも良く粘っていた。Normanのフラット系ストロークの弱点(=安定性のなさ)を見抜いて、我慢強く粘りを見せていた。股抜きパッシングショットも2回くらい披露してくれたし、ラテン出身だから応援もお客さんの6割はFelderに付いていたと思う。でも、最後はサーブでやられたという印象だった。
Normanを見ていて勉強になると思ったのはネットプレー。2mもある大男がローボレーを膝を曲げて柔らかいスライスタッチで返すのは、テニスの基本を思い出させてくれる。また、ネットへ積極的に出て行く辺りは参考になった。
優勝者スピーチでNormanが話しをしていたのが、14回目のチャレンジャー大会への挑戦で今回が初めての優勝だったらしい。何歳かは知らないが、これまでプロの世界で苦労を重ねたんだろう。奥さんと生まれたばかりの赤ちゃんもスタンドで応援してから、勝った瞬間は相当嬉しかったに違いないね。
本戦シングルスのドロー表。全部で32本、添田選手は#9にいる。メキシコというロケーション的に、基本的には南米系の選手のエントリーが多い。
こうやってプロの試合を見るのは大変勉強になる。願わくば、日本の選手 or 知っている選手が出ていると嬉しいのだが・・・ でも料金はタダだから、それも良しとしよう。添田選手には来年は是非頑張って欲しい。
タダでこのレベルのプロの試合を見れるのだから良い環境だ。日本はどうなのだろう・・・? チャレンジャーの試合でも観客から料金を取るのだろうか・・・?
最後に・・・ 全然テニスとは関係ないが、近くの美味いイタリアン料理があるというので遅い昼メシ(or 早い夜メシ ?)を食べて帰る。美味いピザとパスタを食べながらワイン・テキーラを飲んでテニスの試合をカミサンと一緒に振り返った。あぁ・・・ 幸せなりぃ~